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ホーム / ラク越コラム / 2022 / 08 / 25 / 引越しで冷蔵庫を運ぶ流れをわかりやすく解説!水抜きなどの準備や注意点も

ラク越コラム


引越しで冷蔵庫を運ぶ流れをわかりやすく解説!水抜きなどの準備や注意点も

冷蔵庫はデリケートな家電なので、引越しの際には正しい準備・流れで移動させなければなりません。

そこで今回は、冷蔵庫を運ぶときの準備や流れ、注意点、そして冷蔵庫の中にある食品の扱い方について解説します。処分方法にも触れているので、冷蔵庫を廃棄する予定の方もご一読ください。

引越しで冷蔵庫を運ぶときの準備・流れ

引越しで冷蔵庫を運ぶときの準備・流れは、以下6つのステップです。

<引越しで冷蔵庫を運ぶときの準備・流れ>

  1. 冷蔵庫の中身を空にする
  2. 引越し前日までに「水抜き」「霜取り」を済ませて、電源を切る
  3. 運び出すまでに冷蔵庫の掃除を済ませておく
  4. 冷蔵庫を運び出す
  5. 新居に冷蔵庫を設置する
  6. 設置してから1時間ほどたったら電源を入れる

冷蔵庫やその周りの荷物を破損させないために、全ステップを確認しておきましょう。

①冷蔵庫の中身を空にする

冷蔵庫に中身が入っていると、トラブル防止のため引越し会社は運搬に応じてくれません。引越し前日までに中身を空にできるように計画して、消費しておきましょう。

②引越し前日までに「水抜き」「霜取り」を済ませて、電源を切る

移動中の水漏れ事故を避けるために、「水抜き」と「霜取り」作業が必要です。

まずは前日までに冷蔵庫の電源を切り、霜をすべて液体に溶かしましょう。溶けた霜は蒸発皿に溜まるため、これを捨てれば水抜きが完了します。2つの作業にかかる時間の目安は、およそ12時間です。

③運び出すまでに冷蔵庫の掃除を済ませておく

引越し後はすぐに電源を入れて利用するため、冷蔵庫が完全に空になる機会は引越し前のわずかな時間のみです。このタイミングを逃さずに掃除を済ませましょう。

分解できるパーツはすべて取り外し、台所用洗剤や除菌用スプレーなどで洗い、最後は乾いた布で拭き取るときれいに仕上がります。

④冷蔵庫を運び出す

引越し当日には、冷蔵庫の中身を確認した上で新居に向けて運び出します。自分で運び出す場合は、運送中に壁や床を傷付けないよう細心の注意を払いましょう。

引越し会社に依頼する場合は、共用部などの運搬経路を養生し、冷蔵庫本体も丁寧に梱包してくれるため安心です。注意点の詳細は、「引越しで冷蔵庫を運ぶときの注意点」をご覧ください。

⑤新居に冷蔵庫を設置する

新居への移動が完了したら、希望する場所に冷蔵庫を設置します。この際も、共用部分を含めたすべての運搬経路を養生し、壁や床、冷蔵庫に傷が付かないように注意しましょう。

⑥設置してから1時間ほどたったら電源を入れる

冷蔵庫の電源を入れるのは、設置してから1時間ほどたった後がおすすめです。

冷蔵庫の内部には冷却用オイルが入っていますが、移動させた直後はオイルが傾くことがありますので、そのままでは効率良く室内を冷やせません念のため、しばらく待ってから電源を入れましょう。

引越しで冷蔵庫を運ぶときの注意点

引越しで冷蔵庫を運ぶときの注意点を3つご紹介します。

<引越しで冷蔵庫を運ぶときの注意点>

  • 冷蔵庫を横倒しにしない
  • 冷蔵庫のドア・トレイを固定する
  • 食材は冷蔵庫が完全に冷えきってから入れる

基本的には、冷蔵庫の電源をオフにした後は引越し会社に任せるだけで構いません。しかし、自分自身で運搬する場合は、上記3点に注意しながら運搬しましょう。

冷蔵庫を横倒しにしない

冷蔵庫を横倒しにしたり、大きく傾けたりしたまま運搬するのはNGです。内部のオイルが冷却システム等に流れ出し、故障の原因になる恐れがあります。

運搬の過程で一時的に傾いたり、横向きになったりするのは仕方がありませんが、長時間横倒しにしたり、傾けたりするのは避けましょう。

冷蔵庫のドア・トレイを固定する

ドアやトレイは運搬中の揺れで開いたり、外れたりすることがあるため固定しましょう。

冷蔵庫の中でパーツが外れると、内部を傷付ける恐れがあります。特に外れやすいパーツは取り外して梱包するのがおすすめです。

食材は冷蔵庫が完全に冷えきってから入れる

冷蔵庫が冷えきる前に食材を入れると、傷んだり溶けたりする恐れがあります。

冷蔵庫が完全に冷えるまでにかかる時間は、電源を入れてから3~4時間ほどです。それまでの間は、食材はクーラーボックスなどで保冷しましょう。

冷蔵庫にある食品・調味料は引越しの際にどうする?

冷蔵庫に残っている食品や調味料の扱い方をまとめましたので、ご覧ください。

<食品・調味料の扱い方>

  • なまものは食べきるか廃棄する
  • 要冷蔵のものはクーラーバッグに入れて運ぶ
  • 調味料はダンボールに入れて運んでOKである場合も

食中毒などを起こさないように、それぞれチェックしていきましょう。

なまものは食べきるか廃棄する

なまものは冷蔵庫の電源が入っているうちに食べきり、余ったものは廃棄しましょう。

常温保管すると、引越し作業中に雑菌が繁殖する可能性が高く、そのまま食べると食中毒を起こします。そのため、なまものは基本的には新居に持ち込まないのがおすすめです。

要冷蔵のものはクーラーバッグに入れて運ぶ

要冷蔵の食品は、保冷剤を入れたクーラーボックスに入れて運びましょう。肉類なども加熱してから食べられるものであれば、半日程度ならクーラーボックスで大丈夫です。

調味料はダンボールに入れて運んでOKである場合も

塩コショウなどの調味料は、ダンボールに入れて運べる場合があります。

ただし、醤油などの液体は運搬中に漏れ出す恐れがあるため要注意です。利用する引越し会社に確認を取り、ダンボールに入れて良い調味料とそうでない調味料を確認しておきましょう。

引越しのタイミングで冷蔵庫を処分する場合の方法

引越しのタイミングで冷蔵庫を処分する場合の方法は、以下の3つです。

<冷蔵庫の処分方法>

  • 粗大ごみとして回収してもらう
  • 家電量販店に回収してもらう
  • リサイクルショップやオークションで売却する

順番に確認していきましょう。

粗大ごみとして回収してもらう

家電リサイクル法により、冷蔵庫を粗大ごみとして廃棄する際は4,000~6,000円前後のリサイクル料金がかかります。指定場所に自分で持ち込むこともできますが、回収業者に依頼する場合は別途収集・運搬料金の支払いが必要です。

家電量販店に回収してもらう

冷蔵庫を買い替える場合は、家電量販店が下取りなどの形で回収してくれることがあります。この場合は回収の費用はかかりません。下取りが不可能な場合は、家電量販店と提携する業者に回収を依頼できるケースもあるため、この際にかかる料金は家電量販店に問い合わせましょう。

リサイクルショップやオークションで売却する

リサイクルショップやオークションで売却すれば、リサイクル料金等はかからず、売り上げも確保できます。壊れていてもジャンク品として買取してもらえることがあるため、廃棄よりも売却を優先しても良いでしょう。

まとめ

冷蔵庫は引越し前日までに水抜きと霜取りが必要です。なまものの持ち運びはおすすめできないため、引越し前日の電源を抜くまでに処分しましょう。また、運搬時には横倒しにせず、設置してから1時間程度が経過してから電源を入れる点も重要です。

引越革命では、手洗い・うがい・消毒・除菌・マスクの着用を徹底し、消毒した1日30台限定のトラックを使用しています。雑菌やウイルスが付着しないよう丁寧に冷蔵庫を運搬しますので、引越し当日から安心して冷蔵庫をご利用いただけます。引越しをお考えの方は、ぜひ引越し革命までご連絡ください。

  

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