ラク越コラム
【料金シミュレーション】引越しでかかる初期費用はいくら?相場や内訳、安く抑える方法を解説します
2022年8月29日
引越しは新たな生活を始める第一歩です。しかし、引越しに伴う初期費用がどのくらいかかるのかで頭を悩ませる人も多いでしょう。
この記事では、引越しに必要な初期費用の相場や内訳を詳しく解説し、コストを抑える方法を紹介します。初期費用を安く抑える方法も含めて、紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
引越しでかかる初期費用の相場はいくら?
結論から申し上げますと、引越しでかかる初期費用の相場は以下のとおりです。
<引越しでかかる初期費用の相場>
- 家賃の5~6倍+引越し費用が相場
内訳については後ほど詳しく解説しますが、まずはどの程度の費用がかかるのかシミュレーションしてみましょう。
家賃の5~6倍+引越し費用が相場
初期費用としては、敷金・礼金をはじめとする諸費用に加えて引越し費用が必要です。引越し費用以外の初期費用の相場は家賃の5~6倍と考えましょう。
仮に家賃10万円の物件に引っ越す場合の初期費用の総額は、50~60万円+引越し費用が一般的です。
家賃 | 初期費用の目安 |
5万円 | 25~ 30万円 |
6万円 | 30~ 36万円 |
7万円 | 35~ 42万円 |
8万円 | 40~ 48万円 |
9万円 | 45~ 54万円 |
10万円 | 50~ 60万円 |
引越しでかかる初期費用をシミュレーションしてみよう
物件の初期費用は家族構成に左右されませんが、引越し費用は家族の数、つまり荷物の量によって変動します。家族構成別にシミュレーションしてみましょう。
<引越しでかかる初期費用のシミュレーション>
- 一人暮らしの場合
- 家族の場合
引越革命のご利用時にかかる引越し費用を加えた目安の合計金額をお伝えします。
一人暮らしの場合
一人暮らしで移動距離が短く、家賃が7万円と想定した場合、初期費用の合計は以下のとおりです。
<一人暮らしの引越しにかかる初期費用のシミュレーション>
- 7万円×6ヶ月+引越し料金25,000円=445,000円
このように、目安として45万円前後と見積もると良いでしょう。
家族の場合
両親と子ども2人の4人家族の引越しで移動距離が短く、家賃が12万円と想定した場合、初期費用の合計は以下のとおりです。
<4人家族の引越しにかかる初期費用のシミュレーション>
- 12万円×6ヶ月+引越し料金70,000円=790,000円
この場合、初期費用の合計額は約80万円です。
引越しでかかる初期費用の内訳
引越しでかかる初期費用の内訳を紹介します。
<初期費用の内訳>
- 引越し費用
- 家具や家電の購入費用
- 敷金・礼金
- 前家賃・日割り家賃
- 仲介手数料
- 保険料
- その他費用
どの項目にどれくらいのお金がかかるのか把握しておきましょう。
引越し費用
引越し会社に依頼する費用です。引越しをする距離や荷物の量、利用するオプションの種類などによって料金は大きく異なります。東京都内間など短距離の引越しの場合、単身なら25,000円、家族なら70,000円が相場です。
家具や家電の購入費用
家具や家電を購入する場合は、実費が必要です。品質により料金は大きく変動しますので、じっくり考えて決めましょう。
敷金・礼金
退去時にかかる原状回復費用として預けるのが敷金、大家さんへの感謝として支払うのが礼金です。敷金は原状回復費用を差し引いて余りが出た場合は返金されますが、礼金は返金されません。目安はそれぞれ家賃の1~2ヶ月分です。
前家賃・日割り家賃
入居前に1ヶ月分の家賃を先払いするのが慣例であり、これが前家賃です。また入居日から月末までの家賃を割ったものが、日割り家賃です。
仲介手数料
不動産会社に支払う手数料です。法律により、上限は家賃の1ヶ月分に定められています。しかし、最近では仲介手数料0円の不動産会社も増えましたので、支払う必要があるかどうか事前に確認しておきましょう。
保険料
賃貸物件に入居する際は、火災保険に加入するよう求められるケースが多いです。2年契約を結ぶ場合が多く、年額20,000円前後が目安です。
その他費用
その他に、以下のような費用がかかることがあります。
<その他費用>
- 鍵の交換費用
- 消毒費用
- 保証料
鍵の交換費用は2~3万円、保証料の相場は家賃の40~100%です。保証会社は連帯保証人の代わりであるため、保証人を依頼できる人が身近にいない場合は利用することをおすすめします。
引越しでかかる初期費用を抑える10個のコツ
引越しでかかる初期費用を抑える10個のコツを紹介します。
<引越しでかかる初期費用を抑える10個のコツ>
- 複数の引越し会社・不動産会社を比較する
- 不動産・引越しの繁忙期を避ける
- 平日に引越しする
- フリー便を活用する
- オプションを極力つけない
- 敷金礼金なし、フリーレントなどの物件を選ぶ
- 家具家電つきの物件を選ぶ
- 大家さんに値下げ交渉をする
- 月末に入居する
- クレジットカードで分割払いをして負担を減らす
順番に確認していきましょう。
①複数の引越し会社・不動産会社を比較する
引越し会社によって料金が異なるため、大手だけでなく地域密着型の引越し会社も含めて相見積もりをとって安い引越し会社を探しましょう。また、仲介手数料の安い不動産会社を利用できれば初期費用を大幅に削減できます。
②不動産・引越しの繁忙期を避ける
新生活がスタートする直前の3~4月は不動産業界の繁忙期です。家賃を強気に設定されることが多く、引越し料金も高いため、できるだけこの時期は避けましょう。
③平日に引越しする
引越し料金は土日・祝日が割高になります。仕事などの都合をつけられる場合は、平日に引越しをするだけでも引越し費用を抑えられます。
④フリー便を活用する
フリー便とは、引越しの時間帯を引越し会社に任せる方法です。引越しの数日前まで作業の時間帯がわかりませんが、その代わり引越し料金を削減できます。
⑤オプションを極力つけない
別料金がかかるオプションは極力つけないようにしましょう。たとえば荷造り・荷ほどきつきのプランやエアコンの脱着、不用品の処分、家電の設置などを自分で行うだけでも費用を抑えられます。自分でできることがないかチェックしてみましょう。
⑥敷金礼金なし、フリーレントなどの物件を選ぶ
敷金礼金なし物件を選べば、少なくとも家賃の2ヶ月分を初期費用から軽減できます。また、一定期間家賃が無料になるフリーレント物件を契約することも検討しましょう。
⑦家具家電つきの物件を選ぶ
家具家電つきの物件を選べば、新生活に向けて新しく生活用品を準備する必要がありません。また、今使っている家具家電を処分すると荷物の量が減るため、引越し料金も安くなる可能性が高くなります。
⑧大家さんに値下げ交渉をする
大家さんに家賃の値下げ交渉をするのも、一つの手です。長く空室が続いている物件ならば、値下げに応じてくれる場合もあります。交渉する際は、入居(引越し)前に行いましょう。
⑨月末に入居する
月末に入居すれば、日割り家賃を抑えられます。たとえば家賃が10万円の場合は1日あたりの家賃が約3,300円の計算になるので、残り20日の時点で入居すると日割り家賃が66,000円発生しますが、残り3日で入居すれば9,900円に節約できます。
⑩クレジットカードで分割払いをして負担を減らす
クレジットカードで分割払い・リボ払いをすることも検討しましょう。利息がかかりますが、1回あたり(月額)の負担は減らせます。ただし、支払い方法が現金のみの不動産会社・引越し会社もあるため、クレジットカードの利用が可能かどうか事前に調べておきましょう。
まとめ
引越しの初期費用は家賃の5~6倍+引越し費用が相場です。物件の契約にかかる初期費用を抑えるためには、敷金・礼金・仲介手数料が安い物件を選びましょう。引越し料金に関しては複数の会社から相見積もりをとることや費用が安いタイミングを選ぶことなどが重要です。
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