ラク越コラム
引越しで必要なダンボールの数・サイズの目安は?調達方法や詰め方のコツも解説します
2022年8月31日
引越しの必需品と言えばダンボールですが、目安としてどれくらいの数のダンボールが必要で、どうすればお得にダンボールを入手できるのでしょうか。本記事ではそれらの情報に加え、ダンボールの上手な組み立て方・詰め方、そして使用後の処分方法まで解説します。
引越しで必要なダンボールの数はどのくらいが目安?
引越しで必要なダンボールの数は、以下のとおりです。
<引越しで必要なダンボールの数>
- 独身の場合は10~20個
- 2人以上の家族の場合は30~50個
さらに詳しく解説しますので、ご覧ください。
独身の場合は10~20個
独身の場合は10~20個が必要なダンボールの数の目安です。ワンルーム・1K・1DKの場合は10個程度で収まる場合が多く、ごく一般的な荷物の量ならば15個もあれば十分でしょう。部屋がさらに大きく荷物が多くても、20個ほど用意すれば問題ないはずです。
2人以上の家族の場合は30~50個
家族で引越しする場合では、30~50個が必要なダンボールの数の目安です。2DK~2LDKクラスの場合、一般的には30個もあれば不足しないでしょう。ただし、家族の人数や部屋の広さによって荷物の量は大きく異なります。3人以上で戸建てに住んでいるといったケースでは、50個程度の数を用意しておくと安心です。
引越しで使うダンボールのおすすめサイズは100~140サイズ
引越しで使うダンボールのサイズは、100~140サイズをおすすめします。どの程度の荷物を収納できるのかの目安をサイズごとにまとめました。
【ダンボールのサイズと内容量の目安】
サイズ | おすすめの用途 | 入るTシャツの量 |
---|---|---|
100~110サイズ | CD、本、食器 | 20枚前後 |
120~130サイズ | 雑貨類 | 40枚前後 |
140サイズ | 衣類 | 70枚前後 |
用途によって、サイズを使い分けると便利です。
引越しで使うダンボールをお得に調達する方法
引越しで使うダンボールは、以下の方法でお得に調達できます。
<引越しで使うダンボールをお得に調達する方法>
- 引越し会社から無料でもらう
- スーパーなどの小売店で無料でもらう
- それでも足りない場合は通販サイトで調達する
詳しく確認していきましょう。
引越し会社から無料でもらう
多くの引越し会社では、サービスでダンボールを無料提供しています。もらえる枚数は会社によって異なるため、大手引越し会社の配布量を表にまとめました。
【引越し会社からもらえるダンボールの数の目安】
会社 | 引越革命 | A社 | B社 | C社 |
---|---|---|---|---|
枚数 | 10~60枚 | 最大50枚 | 10~40枚 | 提供なし |
必要な量を受け取れるかどうか、契約前に確認しておきましょう。
スーパーなどの小売店で無料でもらう
スーパーやホームセンター等の小売店では、商品納品時に使ったダンボールを無料で配布しているところもあります。状態の良い物が残っていれば、これを回収して引越しに利用すると良いでしょう。
それでも足りない場合は通販サイトで調達する
無料で調達できなかった場合は、通販サイトの利用がおすすめです。状態の良いダンボールを安く入手できる他、緩衝材が付いてきてお得な場合もあります。
引越し用ダンボールの上手な組み立て方・詰め方
引越し用ダンボールの上手な組み立て方と詰め方を解説します。
<引越し用ダンボールの上手な組み立て方・詰め方>
- 底の中央を通るようにガムテープを貼る
- ダンボールの向きを揃えて重ねる
- ダンボールへの詰め方
順番にチェックしていきましょう。
底の中央を通るようにガムテープを貼る
持ち上げたときにもっとも圧力がかかるのは中央の底なので、この部分にガムテープを貼りましょう。フタに沿って貼るかに貼ると底抜けを防ぎやすくなります。よくあるケースとしてH字型に貼りがちですが、この貼り方では手が滑りやすいためNGです。フタを重ねて閉じる方法も強度を弱めるため、おすすめできません。
分類するときは、色付きガムテープを使うと便利です。たとえば青いガムテープは衣類、赤いガムテープはワレモノというようにラベリングしましょう。これだけでも中身を見ずにジャンル分けでき、ケアレスミスによる破損も防ぎやすくなります。
ダンボールの向きを揃えて重ねる
ダンボールの向きを揃えれば、内容品の記入欄等を確認しやすくなります。引越し先で必要な荷物を最適なタイミングで取り出せるように、向きを揃えて重ねましょう。
ダンボールへの詰め方
ダンボールへの詰め方で意識すべきなのは、詰めすぎないことです。中身を詰めすぎると見た目以上に重くなってしまい、持ち上げられなくなったり底が抜けたりする場合があります。大きいダンボールには衣類など軽い物を詰めるなどの工夫をしながら、重さのバランスを調整して梱包しましょう。
食器をダンボールに梱包する方法
食器類は割れやすいため、一つずつ新聞紙で包むのがポイントです。面積が広くて大きな皿は、縦向きに並べて入れると割れにくくなります。隙間ができている場合は、丸めた新聞紙やタオルを敷き詰めて埋め、中身が動かないように固定しましょう。
衣服をダンボールに梱包する方法
衣服はシワが付かないように、大きめのダンボールに余裕を持って梱包しましょう。引越し会社によっては、ジャケットなどをかけたまま収納できるハンガーボックスを貸し出してくれるところもあります。
本をダンボールに梱包する方法
本はできるだけ小分けして、小さいダンボールに詰めると運びやすくなります。文庫本の場合、1箱あたり20~30冊が目安です。角や表紙が傷付かないように、平積みで梱包しましょう。
CDをダンボールに梱包する方法
CDやDVD、Blu-rayはプチプチの緩衝材で保護して、縦にした状態で梱包しましょう。隙間ができた場合はタオルや新聞紙を敷き詰めて、移動中にずれないように固定するのがおすすめです。
小物類をダンボールに梱包する方法
デスクまわりなどの小物類は種類ごとにまとめて、ジップロックなどに収納してから梱包しましょう。内容物の種類をジップロックに記入すると引越し先で必要なときに見つかりやすく、紛失のリスクも下がります。
引越しでダンボールを利用する際の注意点
引越しでダンボールを利用する際は、できる限り頑丈に作られたものを選びましょう。
スーパーなどからダンボールを調達する場合、ティッシュなどが梱包されていた大きなダンボールは脆い場合が多く、引越しには不向きです。通販などからダンボールを入手した場合も、Amazonなどの薄いダンボールには重い荷物を入れず、タオルや衣類など軽いものだけを梱包しましょう。
引越しに適しているのは、ペットボトルや野菜、果物などの重いものが梱包されていたダンボールです。重い商品の梱包に利用しているダンボールは頑丈に作られており、運搬中に底が抜けるリスクが下がります。荷物を梱包する前に、ダンボールの状態をしっかりと確認しましょう。
引越しが終わったあとダンボールを回収してもらう方法
引越しが完了したら、不要なダンボールは以下の方法で回収してもらいましょう。
<ダンボールを回収してもらう方法>
- 引越し会社に無料で引き取ってもらう
- 資源ごみとして出す
それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
引越し会社に無料で引き取ってもらう
無料回収サービスを実施してする引越し会社もあります。引越しの何日後に回収してくれるのか、どこに置いておくと回収してくれるのかなど、条件を確認しておきましょう。
資源ごみとして出す
ダンボールは資源ごみとして扱われます。引越し先の自治体が指定する回収日に、指定されたごみ置き場へ出しましょう。ただし、一度に大量のごみを出すと迷惑になってしまいますので、常識的な量に抑えて数回にわけて処分するのがおすすめです。
まとめ
引越しで必要なダンボールの量は、単身で10~20個、家族で30~50個です。ダンボールは引越し会社から無料でもらえますが、足りなくなった場合はスーパーなどで調達したり、ネットショップを利用して購入したりして揃えましょう。
引越革命では、ダンボール等の資材も宅配便で配送しています。除菌された専用作業スペースで梱包するため、ウイルス付着のリスクを抑えることも可能にしました。
梱包後のケースは佐川急便株式会社の協力により全国配送しますので、スタッフとは非対面のまま引越しの準備を行えます。引越しをお考えの方は、ぜひ引越革命をご利用ください。