ラク越コラム
引越しの荷造りはいつから・何から始める?梱包する手順やコツを解説します
2022年9月6日
引越し当日までに必ず済ませなければならない作業が、荷造りです。しかし、いざ荷造りを始めようとすると、たくさんの荷物に圧倒されてしまい、何から手を付ければ良いのか悩んでしまうものです。そこで本記事では、引越しの荷造りを始める時期や梱包の手順、そして荷造りのコツまでを詳しく解説します。
引越しの荷造りはいつから始める?
引越しの荷造りを始めるタイミングとしてベストなのは、引越し日の1~2週間前です。しかし「仕事が忙しくて思うように荷造りが進まない」「想像した以上に荷物の量が多い」などの理由で、思ったように荷造りが進めないかもしれません。そんな場合の対処法もご紹介しますので、お役立てください。
引越し日の1~2週間前には始める
引越しの梱包にかかる期間の目安は1~2週間です。準備期間がその程度あれば、途中でダンボールが足りなくなったり、プロに梱包を依頼しなければならなくなったりした場合でも対応できます。荷造りの期間は最低でも1~2週間用意して、万が一の事態を想定するならばさらに1週間程度増やしましょう。
もし引越しまでに荷造りが終わらなかったら
引越しまでに荷造りが終わらない場合は、引越し会社の荷造り代行サービスを利用すると便利です。追加料金がかかりますが、プロのスタッフが梱包してくれますのでスピーディーに作業を完了させてくれるでしょう。
しかし、引越し当日では依頼しても対応してもらえないため、できるだけ早い時期に利用するよう気を付けましょう。
引越しの荷造りで必ず押さえたいポイント
引越しの荷造りで押さえておくべきポイントを5点ご紹介します。
<引越しの荷造りで必ず押さえたいポイント>
- 種類ごとにグループ分けする
- 使わないものから梱包する
- 重いもの・大きいものから先に梱包する
- ダンボールは1人で持てる重さに収める
- ダンボールに、どの部屋にあったどんなものかを書く
それぞれについて詳しく解説しましょう。
種類ごとにグループ分けする
種類ごとにグループ分けすると、引越し先でどのダンボールに何が入っているのかすぐに把握できます。食器なら食器だけ、衣類なら衣類だけというようにグループ分けしましょう。
使わないものから梱包する
使わないものから梱包しておけば、引越し前でもよく使うものを手元に残せておけます。たとえば包丁やハサミなどの道具は、引越し前日などの直前に梱包すると良いでしょう。
重いもの・大きいものから先に梱包する
ダンボールには重いもの・大きいものを先に梱包して、後から隙間を埋めるように軽いものを梱包しましょう。こうすることで運搬中に中身がずれにくく、かつ潰されにくくなりますので、荷物の破損を防ぎやすくなります。
ダンボールは1人で持てる重さに収める
ダンボール1箱に詰める荷物の量は、1人で持てる重さが限度です。これ以上の量を詰めると運搬しにくくなり、ダンボールの底が抜けてしまうかもしれません。また強度を高めるために、ダンボールの底は十字にテープを貼っておくと良いでしょう。
ダンボールに、どの部屋にあったどんなものかを書く
ダンボールの上や側面に、どの部屋にあったどんなものを詰めたのか書きましょう。開封をスムーズに進められるだけでなく、ワレモノや壊れ物を区別できるメリットもあります。
引越しの荷造り手順を解説!
引越しの荷造りは、以下の手順で進めましょう。
<引越しの荷造り手順>
- 部屋の中でグループ分けをする
- 使わないものを梱包する
- 引越し当日までに使う可能性があるものを梱包する
- 引越し当日まで使っていたものを梱包する
それぞれの手順をわかりやすく解説します。
①部屋の中でグループ分けをする
梱包する順番を明確化させるために、部屋の中でグループ分けをします。たとえばワンルームの場合、「デスク・チェア」、「ベッド」、「クローゼット・タンス」のようにグループ分けして、グループごとに順序立てて荷造りしましょう。
②使わないものを梱包する
引越し前に困らないように、使う予定がないものから梱包する点も重要です。たとえばシーズンオフの洋服やコレクションアイテムなどから梱包しましょう。
③引越し当日までに使う可能性があるものを梱包する
引越し当日までに使う可能性があるものを梱包しましょう。このとき、ダンボールにはガムテープで封をせず、いつでも取り出せるようにしておくことをおすすめします。
④引越し当日まで使っていたものを梱包する
引越し当日まで使っていたものを梱包すれば、荷造り完了です。たとえば引越し直前に行う掃除のために残しておいた用具などを梱包できるように計算して、ダンボールにスペースを残しておきましょう。
品目別に荷造りのコツを解説!
引越しの荷造りをする際は、品目別に詰め方のコツをつかむことも大切です。
<品目別の荷造りのコツ>
- 服
- 化粧品・洗面用具
- 食器
- 調理器具・調味料
- 家具・家電
- 布団
- 書籍・CD・DVD
- 刃物
- スプレーなどの危険物
- 観葉植物
以上の10項目の要点を順番に見ていきましょう。
服
まとめても軽い衣類は、大きなダンボールに梱包します。ワンピースやスーツなどはシワがよらないように「ハンガーボックス」などをレンタルして収納しましょう。
化粧品・洗面用具
ガラス製のものは、厳重に梱包して破損を防ぎましょう。チューブは押されると中身が出てしまうため、小箱に収納してから梱包することをおすすめします。
食器
食器などのワレモノは立てて詰めます。1枚ずつ新聞紙などで包み、ダンボールの中のスペースは緩衝材を使って埋めましょう。
調理器具・調味料
調理器具は新聞紙などで包み、ガムテープや輪ゴムを使って閉じます。調味料は引越しまでに使い切るのがベストですが、余った場合はフタが開かないように養生テープで閉じて、ファスナー付きの袋に入れてから梱包しましょう。
家具・家電
小さな家具・家電はそれぞれ緩衝材入りのダンボールに入れてから梱包します。パソコンなどの精密機器はバックアップを取ってから厳重に梱包し、ダンボールにも「精密機器」と書き込んでおきましょう。
布団
引越し会社から借りた布団袋に収納するか、布団圧縮袋に収納してから梱包しましょう。
書籍・CD・DVD
サイズや種類ごとに分けて平積みで梱包します。書籍は重くなりやすいので、小さめのダンボールに梱包するのがポイントです。
刃物
ダンボールを小さくカットして、刃先を挟んでガムテープで固定します。赤いガムテープを使うなど工夫して危険物だと一目でわかるようにしておきましょう。
スプレーなどの危険物
ガスが使われているものは爆発の危険があるため、破棄をおすすめします。もし新居に持っていく場合はフタをして、ダンボールに梱包するのではなく手荷物として運びましょう。
観葉植物
盆栽などの美術品は引越し会社では運んでくれない場合があるため、対応してくれるかどうか事前に確認しましょう。梱包する場合は引越し2日前から水の量を減らし、土がこぼれないようにビニール袋で覆います。また、中身がわかるようにダンボールのフタを開けておきましょう。
引越しに荷造りで便利なグッズ
荷造りの際に役立つグッズは、以下のとおりです。
<引越しの荷造りで便利なグッズ>
- 緩衝材⋯⋯プチプチ、新聞紙、タオルなど
- ハンガーボックス
- 布団袋、布団圧縮袋
- ガムテープ⋯⋯複数の色をそろえると分けやすくなって便利
- カッター、ハサミ
- ビニール紐
- 油性マーカー
- 軍手
- ドライバー
まとめ
引越しの荷造りに必要な期間は1~2週間が目安です。種類ごとにグループ分けしてから梱包を始めて、使わないものから梱包するなどの工夫をしておくと、さほど不便を感じないでしょう。
引越革命では、荷造りに必要なダンボール等の資材を宅配便で配送しています。運搬中に破損しにくく、重いものや貴重品でも安心して梱包できるダンボールをお届けしておりますので、できるだけ安全に荷造りを進めたい方はぜひ引越革命をご利用ください。