ラク越コラム
洗濯機は引越し前に水抜きが必要!やり方と取り外し・取り付け・運ぶ流れを解説
2022年9月7日
洗濯機を新居へ運ぶ場合、水漏れなどのリスクを防止するため事前の水抜きが必要です。しかし、どのようにすればきちんと水抜きを済ませられるのでしょうか。本記事では、引越しで洗濯機を運ぶ際の準備や流れ、注意点などを詳しく解説しますのでご覧ください。
洗濯機は引越し前に水抜きをする
スムーズに引越しを行うには、洗濯機は引越し前の水抜きが必要です。水抜きは自分で引越しをする場合でも引越し会社を利用する場合でも、必ずやっておかなければなりません。
まず水抜きは何のために必要なのか解説します。
水抜きが必要な理由
洗濯機の内部には水が残っているケースがあり、そのまま運搬すると引越しの最中に水漏れを起こすことがあります。このような事故を防ぐために行うのが、水抜きです。
水漏れしてしまうと、洗濯機が故障するリスクだけでなく、周りの家具・家電・荷物が濡れて壊れる恐れもあるため注意しましょう。
水抜きは引越しの前日までにやっておく
水抜きは約1時間で完了しますが、余裕を持って引越しの前日までには済ませておきましょう。水抜きをするのが早すぎると、引越し前に洗濯ができなくなるため、すべての洗濯が完了したタイミングで水抜きするのがベストです。
洗濯機の水抜き方法
洗濯機の水抜き方法は、ドラム式かそれ以外かによって異なります。
<洗濯機の水抜き方法>
- ドラム式洗濯機の水抜き方法
- ドラム式以外の洗濯機の水抜き方法
準備するものと合わせて、それぞれご紹介します。
水抜き前に準備するもの
水抜きに必要なアイテムは、次のとおりです。
<水抜き前に準備するもの>
- ドライバー
- 雑巾
- 取扱説明書
水がこぼれる可能性があるため、雑巾などのタオル類は何枚か用意しておくと良いでしょう。
ドラム式洗濯機の水抜き方法
ドラム式洗濯機を水抜きする手順は、以下のとおりです。
- 給水用の蛇口を閉める
- 電源を入れてスタートボタンを押す
- 15秒程度が経過したら電源を切る
- 給水ホースを外す
- 電源を入れて脱水ボタンを押し、1分間洗濯機を回す
- 糸くずフィルターのつまみをゆるめて水を出す
- 水を出し切ったら、雑巾で拭いて元の状態に戻す
ホースを取り外すときには水があふれる場合があるので、すぐに拭き取れるよう雑巾を用意しておきましょう。
ドラム式以外の洗濯機の水抜き方法
ドラム式以外の洗濯機は、以下の方法で水抜きを行います。
- 吸水用の蛇口を閉める
- 電源を入れてスタートボタンを押し、1分程度洗濯機を回す
- 電源を切って給水ホースを外す
- 給水ホースに溜まっている水を抜く
- 電源を入れて脱水ボタンを押し、洗濯機を回す
- 排水溝から排水ホースを抜く
給水ホースや排水ホースには小さい部品があるため、なくさないように注意しましょう。
引越しで洗濯機を運ぶときの準備・流れ
引越しで洗濯機を運ぶときの流れは、以下の4ステップです。
<引越しで洗濯機を運ぶときの準備・流れ>
- 洗濯機の掃除
- 洗濯機の取り外し
- 洗濯機の運び出し
- 新居での取り付け
作業を安全かつ確実に行うために、細かく確認しておきましょう。
①洗濯機の掃除
水抜きを行う前に、できる範囲で洗濯機を掃除しておきましょう。洗濯槽の中に50度前後のお湯を注ぎ、酸素系漂白剤を入れます。洗濯機を15分ほど回したら排水せずに2時間ほど放置して浸け置きし、再度10分ほど洗濯機を回して排水・脱水すると、溜まった汚れが浮かび上がります。
②洗濯機の取り外し
洗濯機につながっているホースとアース線を外します。取り外した道具は袋にまとめておき、新居で取り付けられるように整理しておきましょう。
③洗濯機の運び出し
洗濯機を運び出す際は故障を避けるため、横にせず縦の状態のまま運搬します。自分で運ぶ場合は、安全に運搬するため2人以上で作業しましょう。
④新居での取り付け
新居で取り付ける際、引越し会社に依頼している場合は基本的にスタッフが取り付け作業を行ってくれます。
なお、自分で取り付ける場合の方法は以下のとおりです。
- 洗濯機と排水ホースをつなぐ
- 本体を洗濯機置き場に設置する
- 排水ホースと排水エルボを接続し、排水溝に取り付ける
- アース線を取り付ける
- 給水ホースと蛇口を接続する
- 給水ホースを洗濯機に接続する
比較的シンプルな作業ですが、洗濯機はとても重いため、2人以上での作業をおすすめします。
引越しで洗濯機を運ぶときの注意点
引越しで洗濯機を運ぶ際は、以下の4点に注意しましょう。
<引越しで洗濯機を運ぶときの注意点>
- 新居で洗濯機がしっかりと収まるか確認する
- 排水溝や蛇口の高さを確認する
- 付属部品を紛失しないようにする
- 買い替えとどちらが安く済むかも確認する
順番にチェックしていきましょう。
新居で洗濯機がしっかりと収まるか確認する
洗濯機のサイズによっては新居の洗濯機置き場に収まらない恐れがあるため、事前に洗濯機置き場の寸法と洗濯機のサイズを確認しましょう。また、廊下や階段などの搬送経路を通過できるかどうかも要チェックです。
排水溝や蛇口の高さを確認する
排水溝や蛇口の高さが合わないと、そのままでは洗濯機を接続できない可能性があります。いずれも専用のパーツを取り付けると解決できますので、洗濯機置き場の寸法を測った際に排水溝と蛇口の位置も確認して、必要なアイテムをそろえておきましょう。
付属部品を紛失しないようにする
水抜きや取り外し作業を行った際、ネジなどの付属品も一緒に取り外すことがあります。このパーツは新居で洗濯機を設置する際に必要なので、なくさないよう注意しましょう。
買い替えとどちらが安く済むかも確認する
引越し会社に運搬を依頼する場合、オプション料金がかかる場合があります。この場合買い替えた方が安く済むケースもあるため、洗濯機を5年以上使っていれば買い替えも検討しましょう。
引越しのタイミングで洗濯機を処分する場合の方法
引越しのタイミングで洗濯機が不要になったら、以下の方法で処分できます。
<引越しのタイミングで洗濯機を処分する場合の方法>
- 粗大ごみとして回収してもらう
- 家電量販店に回収してもらう
- リサイクルショップやオークションで売却する
洗濯機は家電リサイクル法の対象となるため、十分注意しましょう。
粗大ごみとして回収してもらう
洗濯機を廃棄する際は粗大ごみ扱いとなり、リサイクル料金はおよそ2,500円かかります。業者に依頼する場合は運送料もかかりますが、自分で指定場所に持ち込める場合もありますので、住んでいる自治体の情報を確認しましょう。
家電量販店に回収してもらう
新しく洗濯機を購入する場合は、家電量販店が回収や下取りに応じてくれる場合があります。この方法ならばリサイクル料金がかからないため、ぜひ利用を検討してください。
リサイクルショップやオークションで売却する
リサイクルショップやオークションで売却する方法も便利です。ただし、出張買取に対応していないリサイクルショップがある点や自分で梱包を行わなければならない点には注意しましょう。
まとめ
洗濯機は運搬中に水漏れを起こす可能性があるため、引越し前日までの水抜きが必要です。また、新居で洗濯機がしっかり収まるかどうか、排水溝の高さが合うかどうかなども事前に確認しましょう。
引越革命のラク越(ラクコシ)サービスは、引越し業界で変革を起こした画期的なシステムです。一貫したオンラインシステムを構築することでコストを大幅にカットし、従来の価格設定の破壊に成功しました。洗濯機の引越しも2,600円~という低価格で承っておりますので、ぜひ引越革命をご利用ください。