ラク越コラム
引越しで必要な車の手続きは5つ!費用や車の移動方法まで詳しく解説
2022年11月14日
引越しの際には、車に関してさまざまな手続きが必要です。本記事ではそれらを5つに分けて、それぞれの方法で必要な書類や手続きについて解説します。引越し先に車を運ぶ方法についてお伝えしますので、本記事を読めばミスすることなく車の引越しを完了させられるでしょう。
引越しで必要な車の手続きは5つ!
引越しで必要な車の手続きは、以下の5つです。
<引越しで必要な車の手続き>
- 運転免許証の住所変更
- 車検証の住所変更・ナンバープレートの変更
- 車庫証明の住所変更
- 自動車税納税通知書の送付先変更
- 自動車保険の住所変更
それぞれの手続きについて、必要なもの・書類と手続き方法を詳しく解説します。
①運転免許証の住所変更
運転免許証の住所変更を済まさなければ、免許更新の案内など重要な書類が自宅に届きません。免許の失効を避けるために、引越し後は速やかに住所変更の手続きを行いましょう。
必要なもの・書類
運転免許証の住所変更に必要なもの・書類は、以下のとおりです。
<運転免許証の住所変更に必要なもの・書類>
- 運転免許証
- 住民票などの新しい住所を確認できる書類
- 運転免許記載事項変更届
運転免許記載事項変更届は窓口で受け取れるため、運転免許証と住民票を持参しましょう。
手続き方法
運転免許証の住所変更は、以下のいずれかの場所で行います。
<運転免許証の住所変更を行う場所>
- 新しい住所を管轄する警察署
- 運転免許試験場もしくは更新センター
警察署の場合、手続きができるのは平日に限定されるため注意しましょう。
②車検証の住所変更・ナンバープレートの変更
車検証の住所変更は、引越しから15日以内に行うよう期限が定められています。またナンバープレートも、記載されている地域が変わる場合には変更が必要です。手続きの詳細について確認しておきましょう。
必要なもの・書類
車検証の住所変更に必要な書類は、以下のとおりです。
<車検証の住所変更に必要なもの・書類>
- 自動車検査証
- 住民票など新しい住所を確認できる書類
- 自動車保管場所証明書
- 申請書
- 手数料納付書
- 印鑑
なお、ナンバープレートを変更する場合は自動車を持ち込む必要があります。
手続き方法
車検証の住所変更は、以下のうちいずれかの場所で行います。
<車検証の住所変更を行う場所>
- 新しい住所を管轄する陸運支局(普通自動車の場合)
- 軽自動車検査協会(軽自動車の場合)
窓口で申請書や手数料納付書を取得し、必要事項を記入たうえで、収入印紙を貼り付けて提出します。車検証やナンバープレートはその場で交付されるため、そのまま運転して帰ることも可能です。
③車庫証明の住所変更
車庫証明の住所変更は、住所の変更があった日から15日以内に行うことが義務付けられています。失念してしまうと、10万円以下の罰金刑に処される可能性があるため注意しましょう。
必要なもの・書類
車庫証明の住所変更に必要な書類は、以下のとおりです。
<車庫証明の住所変更に必要なもの・書類>
- 自動車保管場所証明申請書
- 保管場所標章交付申請書
- 保管場所の所在図と配置図
- 保管場所の使用権原を疎明する書類
- 収入印紙
手続き方法
車庫証明の住所変更は、新しい住所を管轄する警察署で行います。警察署内の窓口で申請書を入手・記入して、収入印紙を購入してから提出しましょう。
④自動車税納税通知書の送付先変更
自動車税納税通知書の送付先を変更しなければ、納税通知書が新しい自宅に届きません。そのため、この手続きも忘れずに行いましょう。なお、引越しから15日以内に手続きを済ませることが必要です。
必要なもの・書類
自動車税納税通知書の送付先変更に必要なもの・書類は、以下のとおりです。
<自動車税納税通知書の送付先変更に必要なもの・書類>
- 登録番号や車体番号など車検証に登録されている情報
- 申請書
手続き方法
以下3つの方法の中から、いずれかを選んで手続きを行いましょう。
<自動車保管場所証明書の送付先変更の手続き方法>
- インターネット(電子申請)
- 郵送
- 自動車税管理事務所または税務署の窓口
郵送の場合、提出先は都道府県によって異なります。原則として、各都道府県の自動車税管理事務所の課税課に向けて申請書を送付しましょう。申請書は都道府県のホームページからダウンロードできます。
⑤自動車保険の住所変更
自賠責保険や任意保険など、契約している自動車保険の住所変更も必要です。万が一に備えてスムーズな保障を受けられるように、速やかに住所変更を済ませておきましょう。
必要なもの・書類
自動車保険の住所変更で必要なもの・書類は、契約している保険会社によって異なります。自賠責保険の場合、原則として以下の3つが必要です。
<自賠責保険の住所変更に必要なもの・書類>
- 自賠責保険証明書
- 契約者の印鑑
- 住民票など新しい住所を確認できる書類
手続き方法
手続き方法は、契約している保険会社の営業窓口もしくは郵送で行います。保険会社では電話によるカスタマーサポートを行っていますので、電話で手続き方法の詳細を確認しましょう。
引越しでの車の手続きにかかる費用
引越しでの車の手続きにかかる費用を、ご紹介した5つの手続きに分けてお伝えします。
【引越しでの車の手続きにかかる費用】
運転免許証 | なし |
---|---|
車検証 | 350円 |
ナンバープレート | 1,500円前後 |
車庫証明 | 自動車保管場所証明書交付申請手数料:2,000円前後 保管場所標章交付手数料:500円前後 |
自動車税納税通知書 | なし |
自動車保険 | なし |
合計で、3,000~4,000円前後かかります。
引越し先に車を運ぶ方法は?
引越し先に車を運ぶ方法は、以下の2つのうちいずれかです。
<引越し先に車を運ぶ方法>
- 自分で運転する
- 代行サービスに依頼する
それぞれの方法の特徴を解説します。
自分で運転する
運転が可能な場合は、自分で運転して新しい住所まで運ぶと良いでしょう。手間はかかりますが、ガソリン代だけで新居に移動させられる点がメリットです。ただし、さまざまな準備・手続きの合間に運転する必要があるため、長距離移動する場合にはおすすめできません。
代行サービスに依頼する
代行サービスに依頼する方法もあります。プロのドライバーが安全に新居まで車やバイクを運転してくれるため、その他の引越し作業に集中できる点がメリットです。また代行サービスを行っている引越し会社もあるため、サービス内容を確認しておきましょう。
まとめ
引越し後には、自動車に関連するいくつかの手続きが必要です。放置すると必要な書類が届かなかったり、保険などのサービスがスムーズに受けられなくなったりする場合があるため注意しましょう。また、手続きには3,000~4,000円程度の手数料がかかります。
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