ラク越コラム
引越しで不用品回収はしてもらえる?お得な処分方法やタイミング、注意点まで詳しく解説
2022年12月26日
引越しの荷造りを進めているうちに、不用品が出てくることが良くあります。不用品はどのように処分するのがお得なのでしょうか。本記事では、引越し会社と不用品回収業者を比較しながら、もっともお得な処分方法を解説します。
引越しで不用品を処分する6つの方法
引越しで不用品を処分する方法は、主に6つあります。
<引越しで不用品を処分する6つの方法>
- 引越し会社に引き取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
- 粗大ごみとして自治体に回収してもらう
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- フリマ・オークションサイトで売却する
- 親戚や友人に譲る
それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
①引越し会社に引き取ってもらう
引越し会社によって、引越し時に出た不用品を回収してもらえる場合があります。また、引越し会社によっては、不要品を買取してくれることもあるため、引越し依頼する前に、確認しておくと良いでしょう。
引越し会社に依頼すれば、別途業者を探さずに済み、引越し当日の急な依頼にも対応してもらえる場合があるなど、融通が利きやすい点がメリットです。
②不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者では、引越しの前後に関わらず、さまざまなアイテムを有料で回収しています。
ただし、危険物など一部の品は回収を断られる可能性があるほか、悪徳業者も紛れているため注意が必要です。また急な依頼には対応してもらえず、引越し当日に不要になったものが取り残されるリスクも考えられます。
③粗大ごみとして自治体に回収してもらう
事前にお住まいの自治体に連絡し、回収日を設定します。(自治体のウェブサイトでも可能)コンビニで「粗大ゴミ処理券」を購入し、処分したい品に貼り付け、指定の回収場所まで持っていくことで回収してもらえます。
回収のルールは自治体によって異なるため、料金も含めて確認しておきましょう。回収日が遠い場合は、指定場所に持参することで回収日を気にせず処分できます。
④リサイクルショップで買い取ってもらう
コンディションの良い不用品はリサイクルショップで買い取ってもらえます。
ただし、フリマ・オークションサイトと比べると安く買い取られる傾向にあるため注意しましょう。また、買取不可能と判断された場合は、自宅まで不用品を持ち帰らなければなりません。
⑤フリマ・オークションサイトで売却する
フリマ・オークションサイトに出品して売却する方法もあります。自分で値段を設定できるため、安く買い取られる心配はありません。しかし、値段設定が適正でない場合や需要がないものは売れ残ります。
いつ売れるかわからないため、早めに手放したい場合は費用を安く設定すると良いでしょう。また、出品から発送までを引越し作業と並行してすべて自分で行わなければならないため、負担を感じるかもしれません。
⑥親戚や友人に譲る
親戚や友人、あるいは近所の人に譲る手段もあります。相手が購入を検討していたようなものであれば、喜んでもらえるでしょう。
しかし、極端にコンディションの悪いものや大量のアイテムを譲ろうとするのは失礼にあたるため注意が必要です。
引越しで不用品回収(処分)してもらうときの注意点
引越しで不用品回収してもらうときの注意点を6つご紹介します。
<引越しで不用品回収してもらうときの注意点>
- 複数の業者を比較する
- 悪質な業者に注意する
- 自治体ごとのルールに従う
- 家電リサイクル法に注意する
- パソコンの処分方法に注意する
- 引越し直前に依頼しない
順番にチェックしていきましょう。
複数の業者を比較する
引越しで不用品の回収や処分を依頼する場合、複数の業者を比較することが重要です。引越し会社や不用品回収業者は、それぞれ料金やサービス内容が異なります。
処分したい品物を確実に回収してくれるか、お得なプランを利用できるか、必要な資格を取得しているかなどを比較して、お得かつ安全な業者を選ぶと良いでしょう。
悪質な業者に注意する
不要品回収業者に依頼する場合、なかには悪質な業者が紛れている場合があるため注意が必要です。
安全な業者を見分ける方法は、「古物商許可」や「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得している業者が信頼できます。また、サイトや口コミを確認して、トラブルなどがないか確認しておくと安心です。
自治体ごとのルールに従う
自分で不用品を処分する場合は、自治体のルールに従いましょう。ごみの種類によって回収する日時が異なったり、1度に大量の廃棄が認められなかったりする場合があります。
不用品ひとつずつに費用も細かく設定されているため、必ず確認しておきましょう。
家電リサイクル法に注意する
家電を処分する際は、家電リサイクル法に注意しましょう。
家電リサイクル法では、「テレビ」「エアコン」「冷蔵庫」「洗濯機」の4つが対象となり、リサイクル料金を支払って処分しなければなりません。
パソコンの処分方法に注意する
パソコンの処分は、国の認定を受けたメーカーが回収からリサイクルまで行います。手続きは簡単で、メーカーのホームページから申し込みを行い、後日届くゆうパックの伝票を使って不要なパソコンを発送するだけです。梱包は自分で行う必要があります。
「PCリサイクルマーク」が付いているパソコンは、送料を含めて無料で回収されます。ただし、マークがないパソコンや自作パソコン、日本でサポートされていないメーカー品を処分する場合は、「一般社団法人パソコン3R推進協会」に問い合わせる必要があります。
参照:一般社団法人 パソコン3R推進協会
引越し直前に依頼しない
引越し直前に不用品回収を依頼するのは避けた方が良いでしょう。直前の依頼だと、断られることがあったり、繁忙期には回収費用が高くなる場合があります。
また、不用品回収が引越し当日に間に合わないと、引越し作業がスムーズに進まなくなり、退去日が迫る中で大きなストレスの原因にもなります。
引越しを効率よく進めるためにも、時間に余裕を持って不用品回収を依頼することをおすすめします。
引越し会社と不用品回収業者はどちらがおすすめ?
引越しで不用品を処分するとき、選択肢として残りやすいのは「引越し会社」と「不用品回収業者」ではないでしょうか。なかでもおすすめできるのが、引越し会社への依頼です。
この項目では、「依頼のしやすさ」「提供サービス」「料金」の3つに分けて両者を比較します。
依頼のしやすさで比較
まず依頼のしやすさで比較してみましょう。
<依頼のしやすさの比較>
- 引越し会社⋯⋯引越しのついでに回収してもらえる
- 不用品回収業者⋯⋯引越しとは別途で依頼する必要がある
不用品回収業者は引越しとは別途で依頼する必要があり、手配や時間調整に苦労する場合も考えられます。一方で引越し会社のサービスを利用する場合は、引越しのついでに回収してもらえるため、業者を探す手間がかかりません。
提供サービスで比較
次に提供サービスの違いを比較してみます。
<提供サービスの比較>
- 引越し会社⋯⋯当日の急な依頼にも対応してもらえる
- 不用品回収業者⋯⋯業者によってサービスにばらつきがある
不用品回収業者の場合はサービス内容やサービスにばらつきがあり、当日急に不用品が発生した場合などは対応してくれない、時間が合わないといった不都合が起こりえます。
一方で引越し会社なら、引越し当日の急な依頼にも対応してもらえるなど、融通が利きやすく業者によっては買取も可能です。
料金の比較
最後に料金の傾向も比べてみましょう。
<料金の比較>
- 引越し会社⋯⋯事前に細かく内訳を確認できるためリスクが少ない
- 不用品回収業者⋯⋯利用する業者によって異なり、悪徳業者に引っかかることも
不用品回収業者は、依頼する業者によって料金形態にばらつきがあり、時には悪徳業者に引っかかるリスクもあります。一方で引越し会社に依頼する場合は、引越しの申し込みと同時に料金やサービス内容の確認が可能です。事前に見積もりをとっておくと安心できるでしょう。
【結論】便利で安心なのは引越し会社の不用品引取りサービス!
【引越し会社と不用品回収業者の比較】
引越し会社 | 不用品回収業者 | |
依頼のしやすさ | 引越しと一緒に依頼できる | 引越しとは熱に依頼が必要 |
提供サービス | 融通が利きやすい | 急な対応はできない場合がある |
料金 | 申し込み時に確認できる | 高額請求される可能性がある |
結論として、より便利に安心して依頼できるのは「引越し会社の不用品引取りサービス」です。別途業者を探す手間がかからず、信頼できる会社・スタッフに依頼できます。
また、当日の急な対応も可能で、不用品が取り残されてしまう心配もありません。料金についても透明性が保たれており、金銭面でのトラブルも起こりにくいでしょう。
不用品回収はどのタイミングでしてもらうべきか?
不用品回収を引越し会社に任せる場合は、引越しを依頼したタイミングや荷造りを行っているタイミングで依頼しましょう。引越し当日の朝に回収してもらえます。
もし当日朝の急な依頼にも対応してもらえる会社ならば、荷造りをしながら不用品を仕訳けておくだけで問題ありません。
まとめ
引越しで不用品回収を依頼する方法はいくつかありますが、特に便利で安全なのは「引越し会社の不用品回収サービス」です。引越し会社と別に不用品回収業者を探す手間がかからず、荷造りに集中できるほか、引越し当日の急な依頼にも対応してもらえる場合があります。
ラク越を提供する引越革命では、古物商の許可を取得しており、お引越し当日に不要となった家財を引き取ることが可能です。新居では使わない物を一時的に保管しなくてはいけない場合や、回収業者が引越し当日に間に合わないなどの「困った!」を引越しと同時に解決できます。