ラク越コラム
引越しで効率良く靴を梱包するコツ!梱包材別・種類別にしまい方を解説
2023年1月5日
引越しの荷造りで特にデリケートなアイテムと言えば、靴でしょう。型崩れや色落ちを防ぐためには、丁寧に下準備をしてから梱包しなければなりません。本記事では、大切な靴を新居でもきれいな状態のまま履き続けられるように、種類別に正しい靴の梱包方法をわかりやすく解説します。
そのままではNG!引越しで靴を梱包(荷造り)する前にやること
引越しで靴を梱包する際は、以下の下準備が必要です。
<引越しで靴を梱包する前にやること>
- 靴についた汚れをきれいに落とす
- 色移り・衝撃を防ぐために梱包する
- 型崩れを防ぐために新聞紙を丸めて詰める
- いらない靴を処分する
そのまま梱包すると靴を傷める恐れがありますので、やっておくと良いでしょう。
靴についた汚れをきれいに落とす
靴についた汚れは、梱包前にきれいに落としておきましょう。ひとつの箱に収納する場合、運搬中の荷崩れなどが原因で汚れが他の靴に移り、汚れてしまうリスクがあります。
色移り・衝撃を防ぐためにビニール袋を使って梱包する
色移りや衝撃による損傷を防ぐために、靴をひとつずつ梱包しましょう。新聞紙やビニール袋を使って包むだけの簡易的な梱包でも効果があります。
型崩れを防ぐために新聞紙を丸めて詰める
靴の型崩れを防ぐために、新聞紙を丸めて詰めましょう。新聞紙は靴の中に溜まりやすい湿気を吸収する効果もありますので、一石二鳥です。
いらない靴を処分する
いらない靴は、引越し前に処分することをおすすめします。荷物の量が減ることで引越し料金を削減できる可能性があるだけでなく、整理整頓しやすくなります。また運搬中に大事な靴を傷つけるリスクを引き下げられる点もメリットです。
引越しで靴を正しく梱包する方法
引越しで靴を正しく梱包する方法をご紹介します。
<引越しでの靴の正しい梱包方法>
- ダンボールに梱包する
- 購入時の外箱に梱包する
- 100均で手に入るシューズボックスに梱包する
- 引越し会社からもらえるシューズボックスに梱包する
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
ダンボールに梱包する
型崩れの心配が少ないスニーカーやサンダルは、ダンボールに梱包しましょう。靴ごとの梱包を済ませておけば、移動中に破損・色移りするリスクを最小限に抑えられます。
ただし、靴の上に別の靴を重ねて梱包するのはNGです。できるだけ浅く広いダンボールを用意すると、適切に梱包できます。
購入時の外箱に梱包する
購入時の外箱が残っている場合は、外箱に収納すると型崩れのリスクが大きく下がります。運搬中に箱が開かないように、収納後は紐やテープで梱包すると良いでしょう。外箱に梱包した状態なら、箱を重ねてダンボールに収納しても構いません。
100均で手に入るシューズボックスに梱包する
100円均一ショップでは、シューズボックスが販売されています。個別に収納して色移りや型崩れを予防できるため、購入時の外箱を捨ててしまっている場合などにおすすめです。商品によっては組み立て式のものもあり、使用前後にスペースを取らない点もメリットです。
引越し会社からもらえるシューズボックスに梱包する
引越し会社を利用する場合は、専用のシューズボックスをもらえる場合があります。一足ごとに区切って作られているため、普段靴箱に収納するときと同じ感覚で利用できるため便利です。
シューズボックスを取り扱う引越し業者は以下の通りです。
引越し会社 | 詳細 |
サカイ引越センター | 基本サービスのひとつとして、「シューズBOX」を利用できます。12足収納でき、仕切りを外せばブーツも収納可能です。 |
アート引越しセンター | オリジナルの「エコ楽ボックス シューズケース」を使用できます。紙資材を使わずゴミを減らすことができる資材です。プラスチック製で16足の収納が可能です。 |
日本通運 | プラスチック製のシューズボックスをレンタルできます。レンタル料は無料ですが自分で組み立てる必要があります。 |
ヤマトホームコンビニエンス | 最大10足の靴が収納できるシューズボックスです。無料レンタルできます。 |
しかし事前の申し込みが必要である場合が多く、引越し当日に依頼しても用意してもらえない可能性がありますので、靴を梱包する場合はあらかじめシューズボックスを利用したい旨を引越し会社に伝えておきましょう。
【種類別】効率良く靴を梱包するコツ
靴の種類別に、効率良く靴を梱包するコツをわかりやすくご紹介します。
<【種類別】効率良く靴を梱包するコツ>
- スニーカー・トレッキングシューズを梱包する
- 革靴を梱包するコツ
- サンダル・パンプスを梱包するコツ
- ブーツを梱包するコツ
靴のタイプに合わせた梱包方法を選ぶことで、トラブルのリスクを引き下げられます。また、収納前には靴用のブラシなどできれいにお手入れしておきましょう。
スニーカー・トレッキングシューズを梱包するコツ
スニーカーやトレッキングシューズ、運動靴の場合は、その他の靴と比べて型崩れのリスクが低い点が特徴です。そのため新聞紙などが不足している場合は、詰め物はせずにそのまま梱包しても構いません。
しかし、靴底の隙間などに汚れが溜まりやすく、色移りしやすいことがスニーカー類の欠点です。他の靴を汚さないように、ひとつずつ新聞紙やビニール袋でざっくりと包みましょう。
革靴を梱包するコツ
【男性用の場合】
革靴は型崩れしやすいため、新聞紙を丸めて靴の中に詰めましょう。また色移りを防ぐために、ひとつずつ新聞紙で包装することをおすすめします。革は水に触れると劣化してしまうため、万が一の水漏れ事故を防ぐために、ビニール袋で覆っておきましょう。
【女性用の場合】
女性用の革靴も、基本的な梱包方法は男性用と同じですが、ストラップや飾りがついている場合は追加の対策が必要になります。ストラップは内側に織り込んでから梱包しましょう。飾りは外せるものであれば外しておき、外せない場合は上から布を当てるなどして衝撃から守りましょう。
サンダル・パンプスを梱包するコツ
【男性用の場合】
サンダル類は型崩れしにくいため、スニーカーと同じようにラフな包み方で問題ありません。パンプスの場合、注意したいのはエナメル素材です。エナメル同士が擦れると傷がつきますので、緩衝材を入れて擦れないように対策しましょう。
【女性用の場合】
男性用と同様の対策を行うだけでなく、女性特有のデザインへの対策が必要です。ヒールの場合は靴底が内側になるように合わせて収納すると、ヒールがぶつかって他の靴を傷つけるリスクがなくなります。またストラップがある場合は内側にしまい、飾りがある場合は潰れないように布を当てるなどの対策が有効です。
ブーツを梱包するコツ
ブーツを折ると折れ線がつくため、新聞紙を筒状に丸めて詰めて、ブーツを一直線に伸ばした状態で梱包しましょう。特に大切なブーツがある場合は、型崩れをより防ぎやすいブーツキーパーの使用がおすすめです。また、ブーツはできる限り立たせた状態でダンボールに梱包しましょう。
靴の梱包でよくある質問
靴の梱包でよくある質問は次の通りです。
<靴の梱包でよくある質問>
Q.靴箱に入れたまま配送してもらうことはできますか?
Q.段ボールに上手く梱包するコツはありますか?
Q.段ボールにたくさんの靴を梱包したいのですがコツはありますか?
それぞれ回答します。
Q.靴箱に入れたまま配送してもらうことはできますか?
A.靴箱に靴を入れたまま配送できる場合もあります。しかし、靴の量が多い場合や重量によっては、段ボールなどに梱包しなおしていただく場合もあります。事前に希望を伺うことですぐに検討できるため、見積時などでお早めにご相談ください。
Q.段ボールに上手く梱包するコツはありますか?
A.靴をダンボールに梱包する際は、つま先とかかとを交互に配置しましょう。こうすることで、空間を有効に利用しながら靴の型崩れも防げます。さらに、靴の側面をダンボールの底部と平行に保ちながら、配置することで靴底が支えとなり安定性が増します。
Q.段ボールに複数の靴を梱包したいのですがコツはありますか?
A.基本的には重ねないことをおすすめしますが、重ねて入れる場合は、靴を入れる順番に注意しましょう。初めに、サンダルや子供のスニーカー、運動用の靴など、型崩れしにくい靴を下に配置します。パンプスやドレスシューズのようなデリケートな靴は上部に入れ、型崩れを防止しましょう。また、ロングブーツは立てて配置するか、最上部で横向きにして収納します。靴同士の間には、プチプチなどの緩衝材を挟み、ダメージを軽減しましょう。
引越し当日は動きやすい&脱ぎ履きしやすい靴を選ぼう
引越し当日は、動きやすくて脱ぎ履きしやすい靴を使いましょう。室内と室外を往復することが増えるため、履き慣れたスニーカーを使うと良いでしょう。また運んでいる荷物が足の上に落ちたり、ぶつかったりしてケガをするリスクがあるため、サンダルなどの靴は避けましょう。
まとめ
靴は正しく梱包しないと、運搬中に色移りしたり、型崩れしたりするなどトラブルの原因になります。正しい梱包方法は靴の種類によって異なりますので、本記事を参考にして引越しの準備を進めましょう。
引越革命のラク越では、安価かつ高品質な引越しサービスを提供しています。お渡しするダンボールは新品にこだわっており、汚れがちな再利用品は一切使用していません。そのため靴を梱包する際も、ダンボールの汚れが移る心配なくご利用いただけます。