ラク越コラム
仏滅の日に引越しをしても問題ない?大安や赤口に引っ越すべきか対策を解説
2023年1月17日
仏滅は縁起の悪い日として知られていますが、結論として仏滅に引越しをしても問題ありません。仏滅はむしろ引越しに適していると解釈でき、縁起を気にする場合はいくつかの対処法も活用できます。本記事では、仏滅や六曜と引越しの関連性について分かりやすく解説します。
仏滅の日に引越しをしても問題ない
結論からお伝えしますと、引越し当日が仏滅であったとしても何ら問題ありません。仏滅は六曜の中で最も縁起が悪い日とされ、引越しや結婚式などの祝い事では避けられやすいことは事実です。しかし最近では六曜を気にしない人も増えており、仏滅に引越しをすると悪いことが起こるといった科学的な根拠もありません。
六曜とは
六曜は中国発祥の考え方で、日時の吉凶を表します。縁起が良い順から「大安」「友引」「先勝」「先負」「赤口」「仏滅」とされており、結婚式などの祝い事には大安が選ばれるのが一般的です。現在も六曜を重んじる人はいますが、あくまでも迷信の類に過ぎません。
引越しで仏滅が避けられる理由
仏滅は六曜において「何をするにも悪い日」とされています。引越しは新生活のスタートにおける象徴的なイベントですから、縁起をかつぐ人は仏滅を避けて引越しをするケースが多いようです。引越しで特に好まれる六曜には「大安」と「友引」が挙げられます。
引越しや契約、引越し挨拶も仏滅にやっても問題ない
引越しや契約、引越しにともなう近所への挨拶も仏滅に行っても問題ありません。引越しに騒音は付き物であり、場合によってはトラックが道を塞いでしまうこともあります。引越しの挨拶は、そのような形で迷惑をかけることへの謝罪の意味も込めて行うものですから、六曜よりも優先して行うべきでしょう。
仏滅の日に引越しするメリットはある?
仏滅は引越し費用の割引を受けられるのではないかと期待する人もいますが、実際は六曜により費用が変動することはほぼありません。むしろ仏滅は引越しに適しているという解釈もできます。あえて仏滅に引越しをするメリットや、仏滅以外で引越し料金が安くなりやすいタイミングを見ていきましょう。
仏滅の日でも引越し料金はほぼ変わらない
仏滅の日でも引越し料金はほぼ変わりません。そもそも引越しは六曜を意識して行う必要がないため、仏滅に割引を期待することは難しいのです。ただし六曜にこだわって引越しの日程を決める人もいるので、仏滅の方が予約を取りやすくなる可能性はあります。
引越し料金が安いのは「閑散期」
引越し料金が安いのは仏滅ではなく、「閑散期」です。引越しの閑散期は「6月」「11月」「1月」とされており、これらの時期には割安で引越しできる可能性が高いでしょう。反対に「3月」「4月」「9月」は繁忙期にあたり、引越し料金も高くなりがちです。
仏滅はむしろ引越しに適しているという解釈もできる
仏滅という名称は「空亡」「虚亡」「物滅」「仏滅」と変化した歴史を持つとされています。仏滅の元と考えられる空亡は「すべてが無になる」という意味を持ち、過去をリセットしてリスタートを暗示する言葉とも考えられるでしょう。このように解釈する場合、仏滅はむしろ引越しに最適な六曜と言えます。
仏滅の日を意識して引越ししたい場合はどうすればいい?
仏滅の日を意識して引越ししたい場合は、次の5点を重視して引越しを行いましょう。
<仏滅を意識して引越しする際のポイント>
- 大安の日に引っ越す
- 荷物を縁起の良い日に前もって運び込む
- 引越し前に新居で過ごす時間をつくる
- 玄関先に盛り塩をする
- 新居近くの神社に参拝する
それぞれのポイントを分かりやすく解説します。
大安の日に引っ越す
縁起の良い日を選んで引越しをしたい場合は大安を選びましょう。大安は六曜の中で最も縁起が良い日とされ、結婚式などの祝い事でも選ばれることが多い日取りです。引越しに適していると考える人も多く、予約が埋まりやすいことは難点ですが、大安に引越しをすれば六曜を重んじる人が多い年配の家族・親族から反対される可能性も低くなります。
大安の日が難しい場合は「友引」「先勝」
大安に引越しをするのが難しい場合は「友引」もしくは「先勝」を選んで引越しするのがおすすめです。特に先勝は「午前中が吉」とされていますので、人気の高い午前便を使い、午後までに引越しを終えたい方に適しています。
荷物を縁起の良い日に前もって運び込む
仏滅や赤口など縁起が悪いとされる日に引越しをするのが不安な場合は、縁起の良い日に前もって新居へ荷物を運び込むと良いでしょう。仏滅には日用品を運び入れると縁起が良いとされるため、茶碗や箸、鏡といった持ち運びしやすいアイテムの搬入がおすすめです。
日用品と同様に、観葉植物や鉢植えも江戸時代から縁起の良いアイテムとして重宝されています。余裕がある場合は日用品とセットで観葉植物を新居に運び込むことで、さらに強力な運気を引き寄せやすくなるでしょう。
引越し前に新居で過ごす時間をつくる
わずかな時間でも構わないので、引越し前に新居で過ごす時間をつくりましょう。引越し前の大安に新居に入って過ごすことで、「大安に引っ越した」ことにできます。また縁起物を前もって搬入する方法も効果的なので、その際に新居でお茶を飲むなどして過ごすと効率的です。
玄関先に盛り塩をする
盛り塩は新築購入後の厄払いとしても定番です。塩には邪気を払う効果があるという言い伝えがあり、厄除け・魔除けの象徴としても使われています。スーパーなどで販売されているごく一般的な塩でOKであり、用意しやすいこともメリットです。
盛り塩を置く場所は家の中心を起点として東西南北の4方向と、表鬼門・裏鬼門の合計6ヶ所を選びましょう。特に鬼門は風水学においても不吉とされ、盛り塩に加えて普段から丁寧に掃除をすると運気が上がると言われています。
新居近くの神社に参拝する
新居から最寄りの神社は、新居を含む周辺の土地の守り神である氏神様を祀っています。そのため、新居近くの神社に参拝し、家内安全を祈願すると良いでしょう。より入念な厄払いを希望する場合は、神主さんからのお祓いやご祈祷を受けることもおすすめです。
まとめ
結論として、仏滅に引越しを行っても大丈夫です。解釈によってはむしろ仏滅が引越しに適しているとも考えられ、仏滅に引越しの挨拶回りをすることも失礼にはあたりません。どうしても仏滅に引越しをするのが気がかりな場合は、新居へ事前に縁起物を運び込んだり、神社に参拝したりして対策しましょう。
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