ラク越コラム
引越し用の段ボールは自分で用意しても良い?入手方法や注意点を解説します
2023年3月29日
引越しの必需品と言えば、段ボールです。引越し会社が必要な枚数を用意してくれる場合もありますが、できるだけきれいな段ボールを使うために自分で用意するケースも多いです。そこで本記事では、引越し用段ボールの集め方の基本や入手方法、注意点などを解説します。
引越し用の段ボールは自分で用意しても良い?
引越し用の段ボールは、多くの場合引越し会社の基本プランに含まれているため、基本的には用意される段ボールを利用します。しかし、引越し会社によっては段ボールが別料金になっているパターンや自分で選んだ段ボールを使いたいパターンもあるため、自分で用意したい方もいるでしょう。
そこで引越しに使う段ボールについて詳しく解説します。
足りない分を自分で調達するのはOK
大半の引越し会社では基本プランの料金に段ボールの費用が含まれているため、基本的には渡された段ボールを使って梱包します。ただし、荷物の量や使い方によっては段ボールが足りなくなるケースもあるため、自分で段ボールを調達する場合もあります。
引越しで必要な段ボールの量
目安として、家族1人につき20個程度の段ボールが必要と考えましょう。そのため1人暮らしの場合は20~30個、2人暮らしの場合は40~50個、3人家族なら60~70個程度が必要です。
段ボールを自分で用意すると安くなる?
段ボールの費用は基本プランの料金に含まれる場合が多いため、引越し会社によっては自分で用意すれば費用を節約できる場合もあります。そのため見積もりの際に、その分を値引きできるか聞いてみましょう。
段ボールの自分で用意する場合の入手方法
段ボールを自分で入手するには、主に以下の3つの方法が挙げられます。
<段ボールの自分で用意する場合の入手方法>
- スーパーマーケットやホームセンターで購入する
- インターネット通販で購入する
- 使用済み段ボールを譲ってもらう
それぞれの選び方のポイントを詳しく解説します。
スーパーマーケットやホームセンターで購入する
スーパーマーケットやホームセンターでは、新品の段ボールが手に入ります。縦・横・奥行きのセンチ数を合わせたサイズ数の段ボールが販売されており、引越しで使いやすいのは100~140サイズです。また荷物の内容に合った適切なサイズの段ボールを選ぶことも重要です。
インターネット通販で購入する
段ボールメーカーのオンラインショップなどから、インターネット通販で購入することも可能です。インターネット通販では、スーパーマーケット等で販売されている段ボールと比べて、より丈夫で豊富なサイズの段ボールが手に入りやすいでしょう。
使用済み段ボールを譲ってもらう
お金をかけずに段ボールを調達したい場合は、使用済み段ボールを譲ってもらう方法も良いでしょう。スーパーマーケットやホームセンターでは、納品時に使っていた段ボールを譲ってもらえるところもあります。
この場合には、段ボールがどんな商品の梱包に使われていたか確認しましょう。段ボールがもろいと運搬中に壊れてしまう場合があるため、軽い商品の梱包に使っていた段ボールは避けましょう。サラダ油や清涼飲料水など、コンパクトで重いものを梱包していた段ボールは頑丈な場合が多いためおすすめです。
自分で引越し用の段ボールを用意する際の注意点
自分で引越し用の段ボールを用意する際の注意点を5つご紹介します。
<自分で引越し用の段ボールを用意する際の注意点>
- 大きく、厚手の段ボールを選ぶ
- 破損や汚れが目立つ段ボールは使わない
- 持ち手がある段ボールは使わない
- 耐久性がない段ボールだと詰め替えを求められる場合もある
- 物品ごとに適した段ボールが異なる
- 引越しが終わったら正しい方法で処分する
運搬中の事故を予防するためにチェックしておきましょう。
大きく、厚手の段ボールを選ぶ
引越しで使う段ボールには、本や食器のように重いものをまとめて梱包する場合も多いため、段ボールがもろいと運搬中に崩れる・破れるなどのトラブルが発生する場合があります。このような事態を避けるために、できるだけ大きくて厚手の段ボールを選びましょう。
ただし、頑丈でもサイズが大きすぎる段ボールはNGです。実際に使ってみると、持ちにくく狭い通路では通れなくなる場合もあるため引越し作業には向いていません。
破損や汚れが目立つ段ボールは使わない
破損や汚れが目立つ段ボールも、引越し作業には不向きです。頑丈な素材でできていても、濡れていた形跡がある段ボールなどを使うと、作業途中で破れて荷崩れを起こす恐れがあります。
また泥などの汚れが付着している段ボールも、荷物を汚してしまう可能性があります。そのためスーパーマーケットなどで段ボールを調達する場合には、野菜類などが梱包されていた段ボールは避けましょう。
持ち手がある段ボールは使わない
清涼飲料水などが梱包されていた段ボールには持ち手がある場合が多いですが、持ち手があるタイプの段ボールはおすすめできません。なぜなら、持ち手部分から小さな荷物が落下して紛失するリスクがあるからです。そのため、完全に密封できるタイプの段ボールを選びましょう。
耐久性がない段ボールだと詰め替えを求められる場合もある
ドラックストアでティッシュを入れていた段ボールなど、もともと耐久性があまりない段ボールの場合、引越し会社によっては詰め替えを求められるかもしれません。
また、コンビニなどでペットボトル飲料が入れられていた段ボールは、使用後に耐久性が損なわれることがあります。底の部分をガムテープで補強するなどの対策が必要になるでしょう。
物品ごとに適した段ボールが異なる
梱包する物品ごとに適切な段ボールの種類が異なります。小さい段ボールには重いもの、大きい段ボールには軽いものを梱包するのが基本です。たとえば本を大きな段ボールに隙間なく詰めると、重くて持ち上げにくくなるため注意しましょう。
以下の表を参考にして、使用する段ボールを分けましょう。
【物品ごとに適した段ボールのサイズ】
物品 | 段ボールのサイズ |
---|---|
食器、本など | 小さい段ボール |
衣類、CD・DVD、小物など | 大きい段ボール |
また、段ボールのサイズは大小それぞれできるだけ統一することをおすすめします。なぜなら角を合わせてトラックに積み込めば運搬中に安定しやすくなり、荷崩れを防ぎやすくなるからです。
引越しが終わったら正しい方法で処分する
引越しが完了した後は、以下のように正しい方法で段ボールを処分しましょう。
<段ボールの処分方法>
- 自治体のルール通りにゴミ捨て場へ廃棄する
- 古紙回収業者や不用品回収業者に依頼する
- 引越し会社に引き取ってもらう
段ボールは一般ごみとして廃棄しても、回収してもらえない可能性があるため注意してください。また引越し会社の引き取りサービスは原則として指定期日までの1回に限られるため、荷解きが終わっていないのに焦って依頼しないように気をつけましょう。
まとめ
引越し用の段ボールは引越し会社が用意するものを使うのが基本ですが、足りない分は自分で調達して構いません。新品はスーパーマーケットやホームセンター、通販サイトなどで購入できます。スーパーマーケットなどでは使用済み段ボールを譲ってもらえる可能性もありますが、頑丈かどうか、汚れがないかどうかなど細かく確認しましょう。
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また弊社は、新品・未使用の段ボールにこだわっています。そのため、大切なお荷物の梱包材として安心してご活用ください。