ラク越コラム
近距離の引越しだと料金は安くなる?費用相場や安く抑える方法を解説
2023年5月26日
「引越し先までの距離」は料金を左右する重要なポイントのひとつであるため、近距離ならば費用を節約しやすくなります。しかし、費用相場や安く抑える方法を把握しておかないと思わぬところで損をしてしまう可能性があります。そこで本記事では、近距離の引越しで押さえておくべき5つの方法を交えて節約方法をわかりやすく解説します。
近距離の引越しだと料金は安くなる?
引越し会社はいくつかのポイントを基準にして料金を決めますが、重要なポイントのひとつに「引越し先までの距離」が挙げられます。移動距離が長いとスタッフの拘束時間が増え、またガソリンの消費量や高速料金などもかかります。そのため、近距離の引越しは料金が安くなりやすいです。
具体的にどの範囲を「近距離」とみなすかは引越し会社によって異なるため、一概には言えません。本記事では10km以内の引越しを「超近距離」、10~25kmの引越しを「近距離」、25~50kmの引越しを「中距離」と定義して料金相場をご紹介します。
距離ごとの引越しの見積もり相場
距離ごとの引越しの見積もり相場をお伝えします。
<距離ごとの引越しの見積もり相場>
- 超近距離(10km以内)の費用相場
- 近距離(10~25km)の費用相場
- 中距離(25~50km)の費用相場
目安を把握して、引越しにお役立てください。
超近距離(10km以内)の費用相場
10km以内の超近距離で引越しを行う場合の費用相場は、以下のとおりです。
<超近距離の費用相場>
- 単身者の場合⋯⋯20,000~30,000円
- 2人暮らしの場合⋯⋯55,000~60,000円
- 3~4人暮らしの場合⋯⋯70,000~75,000円
人数や荷物の量が多くなると費用は高くなります。家族で引越しをする場合は、超近距離でも55,000~75,000円前後が相場と言えるでしょう。
近距離(10~25km)の費用相場
10~25kmの近距離で引越しを行う場合の費用相場は、以下のとおりです。
<近距離の費用相場>
- 単身者の場合⋯⋯25,000~30,000円
- 2人暮らしの場合⋯⋯60,000~65,000円
- 3~4人暮らしの場合⋯⋯75,000~80,000円
超短距離と比べて、費用相場はほとんど変わりません。引越し費用はスタッフの人数やトラックの台数に大きく左右されるため、5~10kmほど移動距離が延びただけでは大差ありません。
中距離(25~50km)の費用相場
25~50kmの中距離で引越しをする場合の費用相場は、以下のとおりです。
<中距離の費用相場>
- 単身者の場合⋯⋯30,000~35,000円
- 2人暮らしの場合⋯⋯65,000~75,000円
- 3~4人暮らしの場合⋯⋯90,000~100,000円
超近距離と比べると、目安として10,000~20,000円前後の上げ幅があります。ピアノなど特別に運搬する荷物がある例外的ケースを除けば、相場通りの料金になるでしょう。
近距離の引越し費用を安く抑える方法
近距離の引越し費用を安く抑える方法には、以下の5つが挙げられます。
<近距離の引越し費用を安く抑える方法>
- 複数の引越し会社で相見積もりをとる
- 繁忙期を避けて引っ越す
- 午後便やフリー便を活用する
- サイズの小さい荷物は自分で運ぶ
- あらかじめ不用品を処分しておく
重要なポイントをお伝えしますので、ぜひご確認ください。
複数の引越し会社で相見積もりをとる
引越しで重要なポイントとなるのが、「相見積もり」です。ひとつの会社だけに査定を依頼するのではなく、複数の会社に査定を依頼して相見積もりをとりましょう。会社によって料金の決め方が異なるため、選ぶ会社によっては近距離の引越しが安く済む可能性があります。
相見積もりをとる際は、全国的に有名な引越し会社だけでなく、地域密着型の引越し会社にも依頼することが重要です。その地域での引越しノウハウがある会社は、近距離の引越しが得意な傾向にあるため、安くて丁寧な引越しが期待できます。
繁忙期を避けて引っ越す
引越しの時期を自分で選べる場合は、繁忙期を避けましょう。引越し会社は繁忙期の料金を高く設定しています。特に2月下旬~4月にかけての新生活がはじまる時期は需要が高く、近距離の引越しでも費用が高額になりがちです。
料金を安く抑えられる引越し時期は、就職や進学といったライフスタイルの転換や連休期間がない8月と10月後半~12月です。これらの時期に引越しを依頼する方はあまりいないため、安く引越ししやすいです。
午後便やフリー便を活用する
午後便やフリー便などの特殊なサービスを利用して、料金を抑える方法もあります。お得な引越しプランの特徴をわかりやすく解説します。
【お得な引越しプランの特徴】
プラン | 特徴 |
---|---|
午後便 | 13~14時以降に引越し作業を開始するプラン |
フリー便 | 引越し作業を開始する時間を引越し会社に一任するプラン |
混載便 | ほかの単身者や家族の荷物と一緒のトラックで引越しするプラン |
帰り便 | ほかの引越しを終えて帰るトラックを使って引越しするプラン |
どのプランも利用者によっては不便に感じる場合もありますが、その分料金を安く抑えられます。なお、以上の引越しプランを利用できるかどうかはタイミングによるため、見積もりの際に活用できるかチェックしておきましょう。
サイズの小さい荷物は自分で運ぶ
引越し料金を決める大きな基準のひとつに、「荷物の量」も挙げられます。荷物を少なくすればトラックの台数を減らしたり、トラックのサイズを小さくしたりできるので金が安くなる可能性があります。そのため、持ち運びしやすい荷物は自分で運んでも良いでしょう。
たとえば、精密機器などは梱包して自分の車で運べば運搬中の破損事故も避けやすくなるため一石二鳥です。またスーツケースに洋服などを詰めて移動させれば、段ボール数箱分の荷物を減らせます。さらに状況に応じて、宅配便を使うといった方法もおすすめです。
あらかじめ不用品を処分しておく
荷物を減らすには、あらかじめ不用品を処分しておく方法も有効です。不用品を処分するには、以下の方法があります。
<不用品の処分方法>
- オークションやフリマアプリで売る
- 買取店の査定に出して引き取ってもらう
- 家族や友人にプレゼントする
- 粗大ごみとして出す
- 不用品回収業者に依頼する
引取り手がいない不用品の場合、現地に来て回収してくれる不用品回収業者が便利です。ただし不当な料金を請求する悪徳業者も紛れているため、信頼できる業者を利用しましょう。
まとめ
近距離の引越しでは、引越し料金が安くなりやすいです。しかし引越し料金は距離だけでなく、荷物の量やスタッフの人数などにも左右されるため、料金を抑えるための工夫も重要です。
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