ラク越コラム
引っ越しにはどれくらいかかる?最短期間や費用について
2023年6月26日
引越しをしようと思った時、果たしてどれくらい期間がかかるのか、いつから準備を始めればよいのか困ってしまう事もあるのではないでしょうか?
そこでこの記事では「引越し準備にどれくらいかかるのか」について解説していきます。
結論、転居先さえ決まっていれば即日の引っ越しも可能です。
しかし、あまりに急だと慌ただしくなってしまうので事前にゆとりを持って準備をすることをオススメします。
余裕を持った引っ越しスケジュールやその他費用の面についても紹介していくのでぜひこの記事を読んで新生活に向けて役立てて頂ければ幸いです。
引越しの流れ
まずは引越しを初めてする人に向けてどのような流れで進んでいくのか説明します。
全体の流れになるのでイメージをしながら読んでみてください。
- ①お部屋探し
- ②退去までの解約予告期間
- ③引越し業者を選ぶ・見積もり
- ④引越しの準備・荷造り
- ⑤光熱類の手続き
- ⑥郵便物の転送届
- ⑦役所への手続き
上記7点について順番に解説していきたいと思います。
①お部屋探し
まずはお部屋探しから始めます。
通常は1~2か月程度かけて探す事が多いですが、「楽器を使いたい」「ペットと一緒に暮らしたい」などの特別な条件や「駅から近い」「築年数が新しい」など人気な物件がいい場合、出来る限り早く探すと良いでしょう。
反対に「引っ越す時期は決まっていない」場合は何か月も前から良い物件が見つかるまでゆっくり探しても良いでしょう。
②退去までの解約予告期間
引越し先が決まったら、現在住んでいる自宅の管理会社に退去の旨を伝えましょう。
解約の予告は一ヶ月月前までが多いですが中には二ヶ月前の物件もあるため、いずれにしても引っ越し先が決まったら直ちに退去の予告をした方が良いです。
③引越し会社を選ぶ・見積もり
引越しの見積もりは2週間~一ヶ月前にとれば希望日に引っ越しの予定を組みやすくなります。
しかし繫盛期は更に早めにとる方が安心です。
また一社ではなく相見積もりをすることで費用を抑えられる場合があるため複数社に見積もりを取るのがオススメです。
④引越しの準備・荷造り
引越しの荷造りは家族の人数にもよりますが7日~10日程度かかる事が多いようです。
また荷造りが難しい方には、引越し会社に荷造りもお願いすることも可能ですがその分、費用は加算されてしまいます。
⑤光熱類の手続き
転居にあたって、現在住んでいる物件の電気・ガス・水道の解約手続きをする必要があります。
また、新居の電気やガス、水道はインターネットから申し込めるので、3~7日程度前に手続きをする人が多いようです。
⑥郵便物の転送届
郵便局に届出を出せば1年間元の自宅から新居に郵便物を転送してくれるサービスを利用することができます。
郵便局へ足を運んで指定の様式の転送届を提出するか、インターネットで手続きをするだけなので一日で済ませることが可能です。
⑦役所への手続き
転居した後は、14日以内に転居届・転入届を役所へ提出する手続きも必要です。
その他、免許証や保険証、パスポートなども住所の変更をしましょう。
特段急がなくてはいけない規定はありませんが、なるべく早く終わらせると安心です。
引越しにかかる日数
新しい家が決まってから引っ越しを終えるまでの期間が分からないとその後の予定も組みづらくなってしまいます。
ここでは、移住完了までにどのくらいの期間を目安にすれば良いのか解説していきたいと思います。
単身者
単身者の場合、荷物が少なく荷造りの時間がかからないことと引越し日も時間を要さないため最長で一ヶ月程度前に引越し会社に見積もりを始めると安心です。
急ぎの場合は1週間以内でも可能な会社もあります。
注意点として見積もり~引越し日があまりに近いと割高になることがあるので気をつけてください。
家族で引っ越し
家族での引越しは荷造り・引越し日も時間がかかるため、遅くとも一ヶ月前には引越し会社に相談しましょう。
繁忙期にあたる3月〜4月は、引越し会社のスケジュールが埋まってしまっていることもあるので1月の初旬〜中旬ごろから動き出すと良いでしょう。
引越し会社の見積もり時の注意点
「さっそく引越し会社に見積もりを予約したけど何をすればいいのだろう?」と困ってしまいますよね。
見積もり時にスムーズに話を進められるようにポイントをまとめたので確認してみてください。
持っていくものを明確にしておく
新居に持って行くもの・捨てる物を明確にしておきましょう。
抜けがないように、紙にリスト化してまとめておくとよりスムーズに見積もりがしやすいです。
引越しの日程を決めておく
引越しをしたい日付をあらかじめ決めておくと引越し会社との調整がしやすいです。
ただし期間が短いと希望日通りにならないこともあるのでいずれにしても、目途が経ったら早めに行動しましょう。
引越し先の目途もたてておく
新居はまだ確定していないものの、先に引越しの見積もりをとる場合もあると思います。
見積もりは引越しの距離でも変わるため、「地区単位」などおおまかで構わないので引越し先の場所について、あらかじめ考えておきましょう。
何社か相見積もりをしよう
引越し会社にする見積もりは一社のみの見積もりではなく相見積もりをするようにしましょう。
引越し業者によって価格やプランは様々なので自分にあった会社を選ぶと良いです。
前日までにおこなうこと
引越しが決まりあとはその日を待つだけの状態になった時、前日までに行う準備について解説していきたいと思います。
つい忘れてしまいがちな内容が多いのでぜひ参考にしてみてください。
家電の電源を切る
前日までに冷蔵庫は中身を空にしましょう。
また、輸送中に水が出てしまうのを防ぐため、引越し前日の夜に冷蔵庫の電源を抜いておくのがオススメです。
また洗濯機についてもよく乾燥した状態で持ち運べるように、調整して洗濯をするようにしましょう。
すぐに使うものは同じ箱にまとめておく
翌日以降の仕事や学校で使うものは引っ越し後、スムーズに見つけられるように1箱にまとめると良いです。
引越し当日の荷解きが無理でも問題ないように、すぐに荷ほどきする箱と時間ができてから開ける箱と仕分けて梱包するのも良いでしょう。
パソコン機器はバックアップをとる
輸送中、最善の注意はしているものの、万が一に備えてパソコンのバックアップを取っておくようにしましょう。
多くの会社でデータの保障は対象外なため、心配なら自分で運ぶのも良いと思います。
新居での配置を考えておく
新居でどの部屋に何を配置するのか考えておくと当日にスムーズに搬入ができます。
また段ボールに、どこの部屋に運ぶものなのかメモをしておいても良いでしょう。
不用品の処分
不用品は新居に持って行ってから捨てるのではなく、旧家のうちに処分しましょう。
荷物が増えれば引っ越し費用もかさんでしまうので、不用品は引っ越しよりも前に処分するのが良いです。
ここで不用品の処分方法も紹介したいと思います。
引越し会社に処分を頼む
引越し会社に処分をお願いすることも可能です。
しかし他の方法と比べると一番割高になってしまうので、出来る限り費用を抑えたい方は別の方法を選択するのがオススメです。
リサイクルショップ
「まだ使えるけど、不用品」なものはリサイクルショップに持って行きましょう。
買い取り金額は高くないですが、引越し費用の足しにもできます。
粗大ごみの収集
自治体で月に2回程度の頻度で粗大ごみの回収を行っています。
あらかじめ、粗大ごみセンターに電話をして予約・コンビニなどで券の購入をすれば当日、家の前に粗大ごみを出しておけば回収をしてくれます。
自分で捨てに行く
一般廃棄物最終処分場に自分で捨てに行くことも可能です。
日時・ごみの量は問わず、金額も数百円で済むので、時間が取れる人は自分で捨てに行くのも良いでしょう。
引越し費用はどれくらいかかる?
引越し費用の相場についても紹介したいと思います。
繁盛期とそうでない時期で金額が大きくかわるのでそれぞれ紹介するので参考にしてみてください。
単身者
単身世帯が繁盛期に引っ越す場合の相場は下記の表になります。
引越し先 | 荷物が少ない | 荷物がおおめ |
~15km未満 (同じ市区町村程度) | 43,642円 | 60,521円 |
~50km (同じ都道府県内など) | 48,243円 | 65,043円 |
つづいて単身世帯が繫盛期(2~4月)以外に引っ越す場合の引っ越し費用の相場です。
引越し先 | 荷物が少ない | 荷物がおおめ |
~15km未満 (同じ市区町村程度) | 37,444円 | 50,044円 |
~50km (同じ都道府県内など) | 39,866円 | 51,507円 |
単身世帯の場合、荷物の量に応じて金額が変わりますが距離がさほど遠くないのなら10万円以内におさまる事がほとんどです。
家族世帯
家族世帯が繁盛期に引っ越す場合の相場は下記の表になります。
引越し先 | 費用 |
~15km未満 (同じ市区町村程度) | 126,032円 |
~50km (同じ都道府県内など) | 148,113円 |
~500km未満 | 253,899円 |
つづいて家族世帯が繁盛期以外に引っ越す場合の相場は下記です。
引越し先 | 費用 |
~15km未満 (同じ市区町村程度) | 101,880円 |
~50km (同じ都道府県内など) | 121,713円 |
~500km未満 | 183,004円 |
家族で引っ越す場合、荷物も多く家電も大きなものであることがほとんどなので費用はかさんでしまいます。
引越し費用を抑えるコツ
引越し費用は細かい部分を少しずつ抑える事で大幅に減らすことが可能です。
そこでどんな部分で節約をすればいいのか紹介していきます。
引越しの相場が安い時期に引っ越す
引越しは1月~3月が繁盛期です。
繫盛期を避けて引っ越しをすると費用を抑えることができます。
また曜日によっても費用が変わるので最大限費用を抑えたい場合はその旨をあらかじめ引っ越し業者に伝えましょう。
複数社で見積もりをとる
一社だけの見積もりで判断するのではなく、複数社見積もりをとってみましょう。
同じ条件(引っ越し先までの距離や荷物の量)だったとしても会社によって費用が変わるため、一番安い引越し会社と契約するだけでも費用を大幅に抑えられます。
事前に不用品を処分する
引越しでは荷物が多いほど費用がかさみます。
粗大ごみなどの不用品は引っ越しする日よりも前に、自治体に依頼して処分するようにしましょう。
仲介手数料がリーズナブルな不動産会社で契約をする
仲介手数料とは、家を借りる際に仲介してくれた不動産会社に払う手数料です。
仲介手数料は借主と貸主の合計が家賃の1ヵ月までと、法律で定められています。
借主が全額負担するとは限らないため、借主の負担が少ない物件・不動産会社で契約をするといいでしょう。
礼金が不要な物件を選ぶ
敷金は、退去時に修繕費などを引いた分が返金されますが、礼金は返ってこないお金です。
築浅物件やIHなどの人気物件は礼金必要となることが多いですが、なかなか入居者が決まりづらい物件は礼金不要のことも多いです。
また繁盛期を避けて家を探しをすることで礼金を不要にしている場合もあります。
不要なオプションサービスはつけない
引越しの見積もり時に「梱包や荷造りはどうしますか?」と聞かれることがあります。
梱包や荷造りまでお願いすれば手間ははぶけますが、その分費用がかさんでしまうので、費用を抑えたいのであれば荷物運搬以外の作業を自分で行うのがおすすめです。
また単身者向けのプランを用意している会社もあるので、単身で荷物が少ない方は単身者向けのプランがある会社を選択することで節約しましょう。
引越しは余裕をもって計画しよう
この記事では最短一週間での引越しも可能というお話をしましたが、ギリギリで見積もりをとってすぐに引越しといったプランにしてしまうと慌ただしくもなりますし、費用も削るのが難しくなってしまいます。
ですから引越しをする(荷物の運搬)一ヶ月以上前から余裕をもって計画をたてましょう。
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