ラク越コラム
生前整理や引越しに必要な断捨離の手順を解説!シニア世代がが断捨離を成功させるコツとは?
2024年5月22日
昔はあまり聞き馴染みのなかった生前整理ですが、近年では「終活」という言葉が広がり、自分が生きているうちに所有物を整理して相続人に負担がかからないようにしようと、積極的に生前整理を行うシニア世代が増えてきました。
ですが、ものを捨てられない世代であるが故に、終活で生前整理を始めようと思っても、断捨離がうまく進まないという方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、生前整理に欠かせない断捨離の手順や成功させるためのコツをご紹介します。
ポイントを押さえておけば、効率よく作業を進められます。
引越しを機に断捨離を行おうとしている方も、ぜひ最後までチェックしていただけたら幸いです。
生前整理とは
生前整理とは、自分が亡くなった後を考えて、生きているうちに所有する資産や持ち物を整理することをいいます。
高齢になってから生前整理を始めるケースが多く、人生の終わりを意識した「終活」の1つともされているのです。
また、不慮の事故や病気で突然亡くなる場合もあるため、元気なうちに生前整理をする方もいます。
生前整理の目的
生前整理の目的は、大きく以下2つに分けられます。
- 生活を見直してより良い暮らし方をする
- 亡くなった後、遺族が遺品整理や相続問題で困らないようにする
自分が元気で余裕があるうちに、人生の中で築き上げてきた財産から、残したいものを明らかにし、不要なものを廃棄やリサイクルします。
その結果、自分が万が一のときの不安が軽くなり、その後の生活が前向きになれるほか、相続の際の遺族の負担や相続トラブルを未然に防ぐことができるのです。
生前整理には断捨離が欠かせない
生前整理を行うにあたって、具体的には以下の項目を進めていきます。
- 不要なものと必要なものを分ける
- 貴重品をまとめる
- 財産目録を作る
- 遺言書の作成
- エンディングノートの作成
特に、不要なものを処分したり、残しておきたいものを明確にしたりする作業は、生前整理には欠かせないもので、現代の言葉で表すと「断捨離」というものです。
断捨離とは
断捨離は断捨離は片付け論の1つで、不要な物を断ち切り、物への執着心をなくそうとする考え方をいいます。
断捨離はヨガの思想が元になっており、それぞれの文字には、以下の意味があります。
- 断行(だんぎょう)・・・入ってくる不要な物を断つ
- 捨行(しゃぎょう)・・・家にずっとある不要な物を捨てる
- 離行(りぎょう)・・・物への執着心をなくす
ものを整理すると同時に心の整理も行うことで、終活や引越しなどのタイミングで、部屋も気持ちもスッキリとさせるために断捨離を行う方が多いです。
特に、シニア世代断捨離は、残りの人生において本当に必要なものを見出すきっかけにもなるでしょう。
断捨離のメリット
断捨離には以下のように多くのメリットが得られるとして、生前整理を進めるシニア世代に限らず実践しています。
- 家の中がスッキリして時間や空間にゆとりが生まれる
- ものを減らせ、掃除が楽になる
- 必要なものが見つけやすくなる
- お金が溜まりやすくなる
- ストレスが軽減される
- 自分の価値観を再確認できる
- 判断力や決断力が向上する
- 睡眠の質が向上する
- 運気がアップする
個人差があるため、全ての人に当てはまるわけではありませんが、より充実した生活を送るため、世代に関係なく取り組んでいる人が多いです。
シニア世代が断捨離を効率良く進めるためのポイントや手順を解説
断捨離が気になっているシニア世代の中には、「断捨離の具体的なやり方が分からない」「何から始めたら良いのだろう」と、断捨離の方法について悩みを抱えている方もいるでしょう。
そこで、高齢の方が生前整理で必要な断捨離を効率良く進めるために、手順や押さえておきたいポイントについて解説していきます。
- エリアを分けて使う場所から着手する
- 決めた場所にものを広げる
- ものを分類する
- 必要なものを収納する
- 不要なものを処分する
- 保留したものをどうするか考える
断捨離を始めようと思っていても、なかなか進まないという方や、引越しを機に断捨離をしようと検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
①エリアを分けて使う場所から着手する
まず、断捨離を効率よく進めるために、一気に全てを片付けるのではなく、家の中をいくつかのエリアに分けましょう。
- 玄関
- キッチン
- 洗面所
- リビング
- 寝室
上記のようにエリアごとに分けた後、どこから始めるのか優先順位をつけて片付けを始めます。
よく使うエリアの生活用品が多いものから取り掛かると効率的です。
②決めた場所にものを広げる
断捨離を始める前に、自分の目で全体の量を確認しておくのも重要です。
エリアを分けたら、そのエリアから全てのアイテムを取り出して決めた場所に広げます。
一つずつ手に取って自分の目で確認するため、必要が不要かの判断もしやすくなるでしょう。
③ものを分類する
ここから断捨離がスタートしますが、全ての物を見直し、以下の3つに仕分けしていきます。
- 必要な物(残しておく物)
- 不要な物(処分する物)
- 保留にする物
物を捨てるときには「捨てるか残すか」の判断が必要になりますが、このときに捨て過ぎ、もしくは捨て無さ過ぎの失敗があるのです。
後に後悔しないためにも、判断するのが難しいものについては、一旦保留にして、後から改めて判断しましょう。
必要なものと不要なものを判断する基準
必要なものと不要なものの基準は人によって異なりますが、判断に迷う方は以下を参考にしてみましょう。
【必要なもの】
- 頻繁に使っているもの
- 使う頻度は少ないが必ず使うもの
- それを見ると気分が上がるもの
- 将来的に価値が上がりそうなもの
【処分を検討するもの】
- 壊れてしまったもの
- 1度も使ったことがないもの
- 1年以上使ってないもの
- 1度しか使ってないもの
壊れてしまった家電などは、いつか修理しようと思い、長年残している方もいますが、修理したとしても使える年数が短い場合は、これを機に処分を検討してみても良いかもしれません。
④必要なものを収納する
仕分けで残すと決めたものを、どこに配置するか決めて収納し直します。
必要なものをジャンル分けして収納すると、やりやすくなります。
また、収納する際に使用頻度の高いものと低いものとに分けておくと便利です。
⑤不要なものを処分する
仕分け結果、いらなくなったものを処分しますが、捨てる以外にも様々な方法があり、具体的には以下の通りです。
- ごみの日に家庭ごみとして出す
- 不用品回収業者に依頼する
- 引越し業者に依頼する
- フリマアプリ等に出品して売る
- 買取専門店に売る
- 家族や親族などに譲る
家庭ごみに出す方法はお金がかかりませんが、自分でごみを分別する手間がかかり、不用品回収業者に依頼すると、分別する手間は省けるものの、費用がかかるなど、それぞれにメリット・デメリットがあります。
買取専門店は、不要なものを売ってお金にできるだけでなく、店によっては自宅で査定を行い、買取するものを無料で引き取るサービスを行っているところもあるので、高齢の方で大きなものや重いものを運ぶのが困難な場合は、利用を検討してみると良いでしょう。
ごみ出しは自治体のルールに従う
断捨離したものを家庭ごみとして出す場合は、自治体のルールに沿って行いましょう。
自治体によってはルールが厳しく、細かく分別しなければならない可能性があります。
そのため、あらかじめお住まいの地域のごみの日や分別ルールをしっかり把握し、それに合わせて仕分け、断捨離を行うとスムーズです。
引越しを検討しているなら不用品回収をしてくれる業者を選ぶ
引越し業者の中には、オプションで不用品の引き取りサービスを実施している会社もあり、引越しを機に断捨離しようとしている方におすすめです。
引越し業者に依頼すると、1点ごとに法律で決められたリサイクル料金に加え、各社独自の手数料として数千円の費用はかかるものの、不用品の運び出しを任せられます。
引越しで必要なものだけを新居に運び込めるため、スッキリとした気持ちで新生活をスタートさせられるでしょう。
⑥保留したものをどうするか考える
仕分けで「保留」としたものを、残しておくか処分するか判断します。
後悔しないためには時間をかけて考えたいところですが、時間をかけ過ぎるといつまでも断捨離が終わらず、保留のものがどんどん増えてしまいます。
ですから、保留にしたものは「3ヶ月」や「半年」などのように期限を設けて、忘れてしまわないうちに、短めのスパンで考えるようにしましょう。
シニア世代が生前整理における断捨離を成功させるコツ
シニア世代は一般的に、体力と筋力が衰えているため、断捨離には様々なリスクを伴います。
そのため、あらかじめリスクを考慮して対策を取っておく必要があるのです。
そこで、シニア世代が断捨離を成功させるためのコツを詳しくご紹介します。
断捨離を1日で終わらせようとしない
断捨離は家の中のものがどんどんなくなり綺麗になるため、没頭してしまうことがあります。
また、1日で終わらせてしまおうと長時間作業を続ける方もいるでしょう。
ですが、高齢の方は若い頃よりも体力が落ちているので、没頭しすぎて突然体力が切れたり足腰を痛めてしまったりする恐れもあるので、注意しなければなりません。
そのため、1日で終わらせようとは考えず、こまめに休憩をとりながら作業を進めましょう。
他者への協力を依頼する
高齢の方が断捨離をする際に体力的に、もしくは精神的に辛いと感じる場合は、迷わず身近な家族や業者などに協力を求めましょう。
1人で行うよりも作業がスムーズに進みますし、断捨離での判断で迷った際に他の人の意見も参考になります。
また、引越しを機に断捨離をする高齢の方も、身体的な負担を考慮して、他者への協力を依頼するのが望ましいです。
シニア世代の断捨離・引越しなら「ラク越」が便利!
引越しは生前整理のチャンスでもあります。
断捨離を行って資産や持ち物を整理し、ものだけでなく気持ちもスッキリさせたいのであれば、通販スタイルでスマートな引越しが叶う、引越革命の「ラク越」がおすすめです。
「ラク越」なら、訪問不要、WEB・電話のみで正式なお見積りを提示でき、その場で料金を確認、電話で契約締結が完了となります。
そのほかにも、シニア世代の引越しや断捨離にも嬉しいサービスを多数提供しています。
「ラク越」なら引越し当日に不用品回収もOK
「ラク越」を提供する引越革命では、引越しの際に発生する以下の作業を代行します。
- 不用品の引取り
- エアコンの着脱
- ピアノ、バイクの輸送
- 洗濯機の配線工事 など
引越し当日に、不要となった家財を引き取ることも可能です。
そのため、不用品回収業者が引越し当日に間に合わない場合や、新居で不要なものを一時的に保管しなければならなくなった場合でも、「ラク越」を使えばそのような問題も引越しと同時に解決できます。
「ラク越」は大幅なコストカットで低価格を実現
引越革命の「ラク越」は、一貫したオンラインシステムを構築しているのが特徴で、従来かかるコストを大幅にカットしています。
そのため、従来の価格設定を大きく覆し、業界初の圧倒的な低価格を実現しているのです。
他の引越し会社様と比較しても、その安さを実感いただけると思います。
引越しには何かとお金がかかりますし、引越しに伴う断捨離を行う場合、不用品の処分にも費用がかかります。
だからこそ、少しでもお金を節約したい人には「ラク越」がおすすめです。
生前整理に適切な方法で断捨離をしよう
生前整理は、終活の重要な項目で、残された家族が困らないようにするのはもちろん、これからの自分の生活を見つめ直すため、そして死を迎えるまでの期間を穏やかに過ごすための良い機会になります。
生前整理を始めるにあたり、元気なうちに断捨離を行ない、必要なものと不要なものを明確にしておく必要がありますが、なかなか作業が進まないという方は、この記事を参考に、適切な手順で断捨離を行いましょう。
また、引越しを機に断捨離を行う方で引越し会社でお悩みの方は、不用品回収も行なっている引越革命の「ラク越」を、ぜひご検討ください。
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