ラク越コラム
引越しで必要なインターネット手続きをガイド!注意点やおすすめ回線も解説します
2022年12月27日
引越し当日から利用したいサービスと言えば、やはり「インターネット」でしょう。しかし、引越しでスムーズにインターネットを利用するためには、どのように手続きするべきなのでしょうか。本記事では、解約・契約の流れを7つのステップに分けて解説し、注意点やおすすめの回線もご紹介します。
引越しでインターネット契約はどうすべきか?
引越しにおけるインターネット契約は、以下の2パターンに分かれます。
<引越しにおけるインターネット契約の種類>
- パターン①引越し先でも今のインターネット回線を契約する【移転】
- パターン②引越し先で新しくインターネットを契約する【乗り換え】
それぞれの内容を簡潔に見ていきましょう。
パターン①引越し先でも今のインターネット回線を契約する【移転】
現在契約しているインターネット契約を引き続き使いたい場合は、「移転手続き」を行います。基本的に月額料金などが変動せず、使い慣れた回線をそのまま利用できる点がメリットです。ただし、引越し先によってはサービス提供エリア外になることがあり、この場合は移転手続きを行えません。
パターン②引越し先で新しくインターネットを契約する【乗り換え】
引越し先で新しくインターネット契約を行う場合は、「乗り換え」をします。キャンペーンを利用すれば、今まで使っていた回線よりも実質的な月額料金を引き下げられる場合がある点がメリットです。デメリットは乗り換え契約や解約の手続きが必要で、やや手間がかかることでしょう。
引越しでのインターネット手続きの流れ
引越しでのインターネット手続きの流れは、全部で7ステップです。
<引越しでのインターネット手続きの流れ>
- 提供エリアを確認する
- 管理会社に回線設備の導入を伝える(集合住宅の場合)
- 今の回線事業者に移転または解約を申し込む
- レンタル品を返却する
- 必要に応じて撤去工事を行う
- 新居で開通工事を行う
- 初期設定をして利用開始する
ステップごとの詳細を確認していきましょう。
①提供エリアを確認する
会社によって提供エリアが異なります。そのため引越し先が提供エリアに含まれるかどうか、事前に会社のホームページから確認しておきましょう。提供エリアに含まれない場合は、他社の回線を契約する必要があります。
②管理会社に回線設備の導入を伝える(集合住宅の場合)
光回線の導入には、壁の一部に穴を開ける工事が必要です。無許可で工事を行うとトラブルになるため、事前に管理会社や大家さんに相談して、回線設備の導入の許可を得ておきましょう。
③今の回線事業者に移転または解約を申し込む
現在契約中の回線事業者と連絡を取ります。引越し先でもそのまま使いたい場合は移転、別の会社に乗り換えたい場合は解約を申し込み、指示に従って手続きを進めましょう。
④レンタル品を返却する
解約の場合はレンタル品(終端装置、箱、ケーブルなど)の返却が必要です。指定された住所まで速やかに送付して返却しましょう。返却せずに無視していると、高額な違約金を請求される場合があります。
⑤必要に応じて撤去工事を行う
契約している回線事業者もしくは賃貸物件によっては、回線の撤去工事が必要な場合があります。撤去工事にかかる費用は基本的に自分で支払う必要があるため注意しましょう。対策としては、撤去工事費など解約にかかる費用を負担してくれる回線事業者への乗り換えがおすすめです。
⑥新居で開通工事を行う
新居で開通工事を行い、インターネット環境を整えます。目安として引越しの1~2ヶ月前に移転・契約の申し込んでおけば、希望する日時に開通工事を行える可能性が高くなりますので、引越し当日からインターネットを利用できるでしょう。
⑦初期設定をして利用開始する
回線工事の終了後、終端装置とケーブルをつないで初期設定を行うと、インターネットを利用できます。難しい場合は担当者による出張サポートを受けられる場合があるため、契約する回線事業者に問い合わせましょう。
インターネットの引越し手続きについての注意点
インターネットの引越し手続きについての注意点を3つご紹介します。
<インターネットの引越し手続きについての注意点>
- 引越し先で速度が遅くなる場合がある
- 数万円規模の費用がかかる可能性もある
- 集合住宅では契約できる回線が決められている場合がある
それぞれのポイントを確認しておきましょう。
引越し先で速度が遅くなる場合がある
住所や回線事業者が変わると、引越し前と比べて回線速度が遅くなる場合があります。速度の目安を知りたい場合は、「平均速度」を調査しましょう。
数万円規模の費用がかかる可能性もある
解約時には、解約違約金や撤去工事費、レンタル品の未返却などの事由により数万円の費用がかかる場合があります。契約時も同様に、回線工事費などが請求される場合は高額な出費が必要になるケースもあります。そのため各社のキャンペーンに注目して、これらの費用を差し引きできる方法で契約しましょう。
集合住宅では契約できる回線が決められている場合がある
集合住宅の場合、すべての住戸で回線事業者をまとめて契約している場合があります。この場合、原則として自分で回線事業者を選べません。一方で「インターネット無料」などの条件が付帯していたり、工事不要ですぐに使えたりするなどのメリットもあるため、契約内容を確認しておきましょう。
引越し先での新規契約におすすめのインターネット回線
引越し先で新規契約する場合、以下のインターネット回線がおすすめです。
<引越し先での新規契約におすすめのインターネット回線>
- 速度を重視するなら「auひかり」「電力系回線」
- 全国で契約できる回線なら「ドコモ光」「ソフトバンク光」「So-net光プラス」
- 縛りなしの光回線なら「GMOとくとくBB光」
各社の特徴を簡単にご紹介しましょう。
速度を重視するなら「auひかり」「電力系回線」
速度の速さを重視するなら、独立した回線を使っていて混雑しにくい「auひかり」や「電力系回線」がおすすめです。電力系回線は地域によってサービスが異なり、「eo光」「コミュファ光」「メガ・エッグ」「ピカラ」「BBIQ」に分かれます。
全国で契約できる回線なら「ドコモ光」「ソフトバンク光」「So-net光プラス」
提供エリアが広い回線なら、「ドコモ光」「ソフトバンク光」「So-net光プラス」をおすすめします。ドコモ光はドコモのセット割、ソフトバンク光はソフトバンクのセット割、So-net光プラスはauのセット割を使えるため、契約しているスマホキャリアに合わせて選ぶとお得です。
縛りなしの光回線なら「GMOとくとくBB光」
縛りなしの光回線を選びたい場合は、「GMOとくとくBB光」がおすすめです。解約しても違約金がかからないため、転勤族など引越しが多い人におすすめです。
モバイルルーター・ホームルーターの場合の引越し手続き
モバイルルーターやホームルーターは工事不要ですが、契約している会社に住所変更の連絡を入れましょう。特にホームルーターは契約している住所以外では使えないため、要注意です。
まとめ
インターネット回線の引越しは、「移転」と「乗り換え」のうちどちらかを選びましょう。回線事業者によってサービス提供エリアが異なるため、まずは引越し先の住所から契約できる光回線を見つけることが先決です。
インターネット回線選びは難しく、どの回線がお得になるのかは引越し先の地域やお客様のスマホキャリアによって異なります。また、利用開始までの手続きが面倒に感じることも多いでしょう。
引越革命のラク越では、お客様のお住まいに合わせて最もお得なインターネット回線・プランのご提案をするとともに手続きの代行も行ってくれます。
お得で便利な新生活をはじめるために1度相談してみてはいかがでしょう。