ラク越コラム
引越しで自転車を運ぶ方法は?必要な手続き、処分方法まで詳しく解説
2023年3月28日
引越しの荷物に自転車が含まれる場合、新居に運ぶ方法は4つあります。梱包方法なども詳しく紹介するので、最適な方法を見つけて引越しの準備を進めましょう。また、本記事では引越し先で必要となる自転車関連の手続きや、引越しの際に自転車を処分する方法などもご紹介します。
引越しで自転車を運ぶ4つの方法
引越しで自転車を運ぶ方法は主に以下の4つです。
<引越しで自転車を運ぶ4つの方法>
- 引越し会社に運んでもらう
- 宅配便で送る
- トラックを手配して運ぶ
- 自分で乗って運ぶ
自転車の梱包方法も含めて、わかりやすく解説します。
①引越し会社に運んでもらう
もっとも利用されやすいのは、引越し会社に運んでもらう方法です。自転車の台数が1~2台ならば、基本的には自転車の運搬に追加料金は発生しません。
しかし、引越し当日の積み残しを避けるために、見積もり時に自転車が荷物に含まれることを伝えておきましょう。引越し会社は自転車の取り扱いにも慣れており、運搬中に破損事故が起こる可能性も低いため、おすすめです。
②宅配便で送る
宅配便を利用して自転車だけを新居に運ぶ方法も便利です。特に引越しで単身プランを利用する場合は、コンテナに自転車が収まらないせいで運搬できない可能性があります。この場合も自転車を梱包して宅配便で送ると良いでしょう。
自転車の梱包方法
ロードバイクのように分解できる自転車は、パーツごとに梱包して段ボールに詰めましょう。まずは自転車のタイヤとサドルを取り外し、骨組みやギア、ハンドルなどの繊細な箇所に緩衝材を巻き付けます。段ボールに本体を詰めた後は、スペースにタイヤとサドルを入れて、最後に緩衝材を詰め込めば梱包完了です。
③トラックを手配して運ぶ
自転車を積み込めるトラックを手配して、自分で運転して新居へ運ぶ方法もあります。宅配便を利用するのが難しい場合や、自分で自転車を運びたい場合などにおすすめです。
④自分で乗って運ぶ
自分で自転車に乗って新居に運ぶ方法もあります。お金がかからない点が魅力であり、新居が近い場合など負担があまりかからない場合には良い方法でしょう。
なおバスなどの公共交通機関を利用して自転車を運ぶ場合には、自転車を運行袋に包む必要があるため注意しましょう。
引越し先で必要な自転車関連の手続き
引越し先で必要な自転車関連の手続きは以下の2つです。
<引越し先で必要な自転車関連の手続き>
- 防犯登録の抹消・変更
- 保険やロードサービスの登録住所変更
防犯登録の抹消・変更は、引越し先によって手続きの方法が異なります。防犯登録カードを紛失している場合の対処法も合わせて解説します。
防犯登録の抹消・変更
防犯登録とは、自転車を盗難被害から守るために行う手続きであり、法律によって義務付けられています。手続きの内容は県内もしくは県外によって異なります。
<防犯登録の抹消・変更手続きの方法>
- 同じ県内で引っ越す場合
- 他県に引っ越す場合
それぞれ詳しくご紹介します。
同じ県内で引っ越す場合
同じ県内で引越しを行い、住所や氏名が変わる場合は「変更登録」を行います。防犯登録指定所として認定されているショップなどで手続きを進めましょう。変更には手数料などの費用がかからず、すぐに完了します。
他県に引っ越す場合
他県に引っ越す場合は、あらかじめ管轄する防犯登録指定所で防犯登録を抹消し、引越し先を管轄する防犯登録指定所で防犯登録の新規登録を行います。新規登録には、登録手数料として500円手度かかるため、身分証明書と合わせて持参しましょう。
防犯登録カードを紛失したらどうする?
防犯登録を抹消する際は防犯登録カードが必要で、これがないと手続きができません。再発行は原則として不可能なので、紛失しないように注意しましょう。万が一紛失した場合は、防犯登録を行ったお店で事情を説明し、身分証明書を見せて書類の写しをもらってください。
保険やロードサービスの登録住所変更
任意保険やロードサービスを契約している場合は、契約会社に連絡して引越しをしたことを伝えましょう。手続きの方法は保険会社等によって異なるため、担当者の案内にしたがって手続きを進めてください。
引越しにあわせて自転車を処分する場合の方法
引越しにあわせて自転車を処分する場合、以下の4の方法があります。
<引越しにあわせて自転車を処分する場合の方法>
- 粗大ごみとして処分する
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
- 親戚や知人に譲る
- 売却する
それぞれ詳しく解説します。
粗大ごみとして処分する
手数料を支払って粗大ごみシールを購入し、処分する自転車に貼り付けて、自治体が指定する場所に廃棄する方法です。防犯登録の有効期限内の場合は、粗大ごみとして出す前に防犯登録の抹消手続きが必要であるため、防犯登録指定所や交番などで忘れずに手続きをしましょう。
不用品回収業者に引き取ってもらう
不用品回収業者に連絡して引き取ってもらう方法もあります。自転車以外に処分したい家具・家電などがある場合は、自転車とあわせて処分できる点がメリットです。引越し会社が不用品回収業者と提携していれば、より便利に利用できるでしょう。
親戚や知人に譲る
家族や親戚、知人などに自転車を探している人がいる場合は、譲ることを検討してみてはいかがでしょうか。新品の自転車は数万円単位の買い物になる場合が多いため、喜んでもらえる可能性が高いです。思い入れのある自転車ならば、知り合いに使ってもらえる点もメリットになるでしょう。
売却する
マウンテンバイクやロードバイクのように高価な自転車は、売却がおすすめです。オークションやフリマアプリなどに出品すれば、高値で売れる可能性があります。出品や発送などの手続きが面倒ならば、リサイクルショップや自転車買取店などで売却しましょう。
引越しで自転車を運ぶのを忘れたらどうする?
引越しで自転車を運び忘れた場合は、まず管理会社や不動産会社と連絡を取り、自転車を忘れてしまった旨を伝えましょう。その後、自分で自転車を取りに行くか、配送・処分のいずれかを依頼するか決めます。
そのまま放置していると、廃棄物処理法違反に該当する可能性があり、1,000万円以下の罰金または5年以下の懲役が科されるため要注意です。
まとめ
自転車を運ぶには、「引越し会社に運んでもらう」「宅配便で送る」「トラックを手配して運ぶ」「自分で乗って運ぶ」という4つの方法があります。また、引越し先が同一県内か県外かによって必要な手続きが異なるため注意しましょう。
引越しにあわせて自転車を処分する場合は、不用品回収業者にその他の不用品と一緒に引き取ってもらうと便利です。引越革命では、引越し当日の朝に自転車を含む不用品の回収サービスを行っています。もちろん新居への自転車の運搬も可能ですので、自転車をお持ちの方は安心して弊社にご依頼ください。
また、バイクは50ccの原付バイクも引越のお荷物として運搬を承っております。但し、引越当日までに燃料を全てカラにしていただく必要がございますのでご要望のある方は担当までお申し出ください。