ラク越コラム
引越しの見積もりは何日前までにやる?業者の選び方や依頼方法、安く抑えるコツまで解説
2023年3月30日
引越し業者に見積もりを依頼する時には、いつ依頼すべきかタイミングに悩む方も多いでしょう。見積もりの依頼は1ヶ月前がベストですが、単身か家族かによっても最適なスケジュールは異なります。本記事では見積もり依頼の最適なタイミングだけでなく、見積もりのとり方や引越しに関連する各種手続きを行うタイミングも解説します。
引越し業者への見積もりは「何日前まで」という明確な決まりはない
引越し業者への見積もりを「何日前までに行うべき」といった決まりはありません。しかし、基本的には余裕のあるスケジュールで引越しを行うために早めに依頼しておくと良いでしょう。
引越しの見積もりは何日前までにやると良い?
引越しの見積もりを依頼するタイミングの基本は、以下のとおりです。
<引越しの見積もりを依頼するタイミングの基本>
- 1ヶ月程度前がベスト!
- 2週間を切ると希望通りにならない可能性も
- 繁忙期は余裕をもって見積もりするのがおすすめ
それぞれについて詳しくご紹介しましょう。
1ヶ月程度前がベスト!
引越しの見積もりを依頼するタイミングとしてベストなのは、引越し予定日の1ヶ月程度前です。このタイミングなら、土日祝日や午前便など人気の日取り・時間帯でも予約できる可能性が高いでしょう。また予定が変わったとしても、3~4日前までに連絡すれば手数料なしで日程変更できるケースもあります。
2週間を切ると希望通りにならない可能性も
引越しまで2週間を切ってから見積もりを依頼すると、すでに引越し業者のスケジュールが埋まっていて、希望通りの日時に予約できない可能性があります。特に土日祝日などに引越しを希望する場合は、遅くても3週間前までには見積もりを依頼することをおすすめします。荷物を準備(梱包)する期間にも余裕が持てるでしょう。
繁忙期は余裕をもって見積もりするのがおすすめ
2~3月にかけての繁忙期はさらに予約が集中しやすく、1ヶ月前の段階でもすでに引越し業者のスケジュールが埋まっている状況も多いため注意しましょう。しかし、早すぎても依頼を受け付けていない場合もあるため、2ヶ月前から見積もりできるかどうか聞いておくのが良いでしょう。
【ケース別】引越しの見積もりタイミングとスケジュール
ケース別に引越しの見積もりタイミングとスケジュールをご紹介します。
<【ケース別】引越しの見積もりタイミングとスケジュール>
- 単身で引っ越す場合の見積もりタイミング・スケジュール
- 家族で引っ越す場合の見積もりタイミング・スケジュール
それぞれの問い合わせから金額確定までの流れをフローごとに解説します。
単身で引っ越す場合の見積もりタイミング・スケジュール
単身者のスケジュールをご紹介します。
- 問い合わせ
単身者は荷物の量も少ないため、引越しの2~3週間前に問い合わせを行いましょう。 - 比較
問い合わせを行って査定額が提示されたら、引越し業者を比較して検討します。 - 業者選定
査定額だけでなく、担当者の丁寧さやサービスの詳細も比較しながら業者を選びます。 - 契約
依頼したい引越し業者による訪問を受け、正確な査定を受けた後に契約します。 - 金額確定
オプションを利用する場合はこの料金を追加して金額を確定させ、引越し当日に支払いを行います。
家族で引っ越す場合の見積もりタイミング・スケジュール
家族で引っ越す場合のスケジュールをご紹介します。
- 問い合わせ
家族の場合は荷物の量が増えやすいため、3~4週間前には依頼を行います。 - 比較
提示された簡易査定の結果を比較して、利用する引越し業者の目星をつけます。 - 業者選定
査定額だけでなく、担当者の丁寧さや業者独自のサービス内容も比較しながら業者を選びます。 - 契約
訪問査定を依頼して、条件に問題がなければ契約しましょう。 - 金額確定
オプション契約を希望する場合は別途料金を追加して計算し、引越し当日に支払いを行います。
引越しの見積もりのとり方
引越しの見積もりのとり方は、以下の2種類です。
<引越しの見積もりのとり方>
- 一括見積もりサイトを利用する
- 引越し業者に直接見積もりを依頼する
- 複数の引越し業者を比較するのが重要
それぞれ見ていきましょう。
一括見積もりサイトを利用する
一括見積もりサイトとは、1度の申し込みで複数の引越し業者から簡単に見積もりをとれる便利なサイトです。入力した内容から査定結果が複数でるため、比較しやすくよりお得な業者を見つけられます。ただし、査定価格はあくまでも目安なので、鵜呑みにしすぎないことが重要です。
引越し業者に直接見積もりを依頼する
気になる引越し業者へ直接見積もりを依頼する方法も良いでしょう。「前回利用してみて良かった引越し業者に依頼したい」「すでに利用する引越し業者を決めている」という場合は、その会社に直接連絡して見積もりを依頼しましょう。
複数の引越し業者を比較するのが重要!
お得かつ希望通りの日時に引越しするには、複数の引越し業者からの見積もりをとって比較するのが重要です。見積もりを依頼したのが1社だけの場合、その金額が適正かどうかわからないでしょう。またスタッフの丁寧さやサービス内容などを見比べるためにも、必ず複数の引越し業者を比較しましょう。
引越しでの各種手続きは何日前までにやるべきか?
引越しでは、事前に以下の手続きも必要です。
<引越しで事前に必要な手続き>
- 電気・ガス・水道の使用停止
- インターネットの解約
- 転出届の提出
- 不用品の処分
- 引越しの見積りを出す
それぞれの手続きについてわかりやすく解説します。
電気・ガス・水道の使用停止
電気・ガス・水道といった公共サービスの手続きは、引越しの1週間前を目安に行いましょう。電気・ガスの場合は電話かインターネットで契約中の会社へ、水道は管轄する自治体の水道局・水道課に連絡して手続きを行います。
インターネットの解約
インターネットの解約は、引越しが決まったタイミングで行いましょう。特に光回線やADSLを使っている場合、在宅期間中に回線の撤去工事が必要な場合があります。また引越し当日からインターネットを利用できる環境を整えるためにも、早めに解約・再契約を申請しておくのがおすすめです。
転出届の提出
転出届は、引越しの2週間前から提出できます。引越し後でも手続きできますが、引越しから14日以内に転出届を提出するよう定められているため、できるだけ早く手続きを終えましょう。
不用品の処分
不用品の処分は、引越しの1ヶ月前から始めましょう。早めに処分しておけば荷造りの手間を減らせることができ、フリマやオークションなどに出品する時間的な猶予も生まれるでしょう。見積もりの訪問査定を受ける日までに不用品をリストアップしておけば、より正確で無駄のない査定も受けられます。
引越しの見積りを出す
時間が迫っている引越しを控えている方は、対応可能な業者をすぐに特定するため、多数の業者に見積もりを依頼するのがベストです。この時、効果的なツールとして引越し一括見積もりサイトがあります。
一括見積もりサイトを活用することで、一度の手続きで複数の引越し業者の見積を取得可能です。多くの業者に短期間で連絡することで、対応可能な業者を迅速に見つけることができます。一括見積もりサービスは、引越し前日でも利用可能なため、まだ手配をしていない方は、このサービスを利用してみてください。
引越し費用を安く抑えるコツ
引越し費用を安く抑えるコツを抑えておくと費用を節約できます。
<引越し費用を安く抑えるコツ>
- 繁忙期を避ける
- 早く予約する
- 上手に価格交渉する
- 混載便(こんさいびん)を利用する
- トラックを小さくする
それぞれ解説していきます。
繁忙期を避ける
引越しの繁忙期は、特に春の新生活のシーズンなどが挙げられます。この期間中は引越し業者も多忙となり、料金が高騰することが一般的です。可能ならば、オフシーズンに引越しを行うことで、コストを削減できるでしょう。時期によっては1万円以上の金額差が生まれることも珍しくありません。
早く予約する
引越し業者は、早めに予約を入れることで、計画的にスケジュールを組むことができます。また、早期予約割引などの特典を提供している場合もあるため、積極的に利用してみましょう。
基本的に費用が安くなる時期や土日祝は多くの方が利用したいと考えています。早めに予定を入れることで、業者のスケジュールをおさえ、お得に引越しができるでしょう。また、平日に引越しすると料金をさらに節約できます。
上手に価格交渉する
引越し業者との交渉は、サービスの質や料金に大きく影響します。大事なポイントは最初から自身の予算を伝えないことです。予算を伝えるとその範囲内で最も高いサービスを提案される場合があります。
まずは業者からの提案や見積もりを受け取り、それを基に交渉を進めるのがおすすめです。また、業者からの提案や見積もりを受けた際は、すぐに返答せず、他社の見積もりやサービス内容と比較しましょう。
他社の見積もり額やサービスを伝えることで、業者間の価格競争を促すことができる可能性もあります。引越し業者との交渉は、難しく感じるかもしれませんが、自分の望む費用や条件を叶えるためにもぜひお試しください。
混載便(こんさいびん)を利用する
混載便とは、複数の依頼を一つのトラックで運ぶサービスのことです。他の引越し依頼者との共同輸送となりますが、費用を抑えて利用できます。ただし、希望の日時が指定できない場合も多いため、メリットとデメリットを比較して検討すると良いでしょう。
トラックを小さくする
自身の荷物の量を事前に確認し、適正サイズのトラックを選ぶことも節約のポイントです。不要なものを事前に処分するなどして、荷物の量を最小限にすると、大きなトラックは不要になります。見積時にトラックのサイズを確認し、どれだけ荷物を減らせばサイズダウンできるか相談してみると良いでしょう。荷物が減った分作業人数も減り、人件費分を安くできるかもしれません。
まとめ
引越し業者を依頼するタイミングとして最適なのは1ヶ月前ですが、繁忙期の引越しを希望する場合は2ヶ月前から問い合わせしておきましょう。見積もりを依頼する際は1社だけでなく、複数の業者に依頼して、査定価格やサービス内容を比較することをおすすめします。
引越革命のラク越では、公式ホームページで当月と来月の空き情報をご紹介しているため、ぜひご参照ください。また、ご契約者様は無料で「ライフラインサポート」をご利用いただけます。お電話1本で電気・ガス・水道などの手続きを行えるだけでなく、お得なインターネット回線のご案内もできる便利なサービスですので、ぜひ引越しの際は弊社をご利用ください。