ラク越コラム
引っ越し業者によるSGDsへの取り組みとは?取り組み事例を紹介
2023年7月5日
引っ越しには荷物の運搬にトラックを利用するなど環境に配慮しなければなりません。
引っ越し業者ではSDGsへ真摯に取り組み、地球環境に優しい引っ越しを実現しています。
この記事では引っ越し業者によるSDGsへの取り組みについての事例を紹介します。
「引越革命」は特許取得済みの通販スタイルの引っ越しを開発し、積極的にSDGsを支援している引っ越し業者です。
引っ越し業者が取り組んでいるSDGsへの取り組みについて確認していきます。
環境に配慮した引っ越しをしてSDGsへ貢献しましょう!
【この記事で分かること】 ・SDGs(持続可能な目標)とはどんな取り組み? ・引っ越し業者はSDGsについてどんな取り組みをしている? ・「引越革命」が取り組んでいるSDGsの対策とは?
引っ越し業者にはSDGsが必要?
SDGsとは国連が掲げている「持続可能な開発目標」です。
世界中の人々が住みやすい環境を持続的に作り上げるための環境整備をします。
特に、引っ越しをする際は長距離ドライバーを活用するためCO2排出などの環境対策に努める必要があります。
引っ越し業者はこのようなSDGsの取り組みとして、さまざまな活動を実施しています。
私たちがSDGs対策としてできることとして、環境保全に取り組んでいる引っ越し業者を活用することで地球環境の保全に役立つでしょう。
環境への配慮
引っ越し業者は環境への配慮に取り組んでいます。
SDGsには13番目の目標として「気質変動に具体的な対策を」が掲げられています。
トラックによって引っ越しの荷物を運搬するためには、排出量を削減するための取り組みが必要です。
資源の有効活用
段ボールなどの資源ごみを極力減らすことも引っ越し業者の努めです。
引っ越しをする際には荷物をまとめるための段ボールなどの資源ごみが出てしまいます。
これらの資源ごみを再利用することで資源を有効活用できます。
引っ越しの際には不要になった家電が出てしまうこともあるでしょう。
リサイクルをすることで、こういった資源ごみの再利用が可能になります。
安心・安全なドライバー整備
引っ越しにはトラックの長距離移動を伴います。
トラック運転者の安全な運転を確保することで、ドライバーレコーダーの搭載によってドライバーの安全を確保します。
また、運転技術の革新によってドライバーへの負担を減らすことでトラック運転者の健康を保全できるでしょう。
大手引っ越し業者のSDGs取り組みについての事例
引っ越しをする際はトラックの運送やゴミの排出など、環境に関する課題が問題になることが多いです。
ここでは、大手引っ越し業者が取り組んでいるSDGsへの事例として「サカイ引越センター」「ファミリー引越センター」3社の取り組みを紹介します。
アートグループのSDGsへの取り組み
アート引越センターなど引っ越し業者の大手であるアートグループでは「Clean & Safety to “Zero”」を掲げ、「ごみゼロ」「事故ゼロ」を掲げています。
ごみゼロを実現するために行っているのが、段ボールの再利用などによって引っ越しに使う梱包資材を減らし、資源の節約に取り組みです。
また、CO2やNOxなどの排出量を削減するため、環境性能に優れたクリーンディーゼル車を採用して環境の保全にも貢献しています。
「事故ゼロ」を実現するべく、デジタル運行記録装置ならびにドライブレコーダーを搭載。
これによって運行にかかる負荷を削減して乗務員の安全を確保しながらセーフティドライブの推進に努めいます。
<アートグループのSDGsへの取り組み> ・ごみゼロの引っ越し ・資源ごみの削減 ・ペーパーレスへの取り組み ・ドライブレコーダー搭載によるセーフティドライブの推進 ・働きやすい環境作り ・子育てサポート認定企業「くるみん」を取得 ・サッカーの魅力と価値を子供たちに伝えるイベント ・子ども虐待防止を訴えるオレンジリボン運動の支援 ・移住(Uターン・Iターン)支援 ・災害時における物資支援
サカイ引越センターのSDGsへの取り組み
サカイ引越センターでは「環境にやさしく安全・安心な引っ越しサービス」を実施しています。
献血活動の実施やバスケットボールチームへの協賛など、地域社会と密接に結びつく活動を支援します。
<サカイセンターのSDGsへの取り組み> ・CO2排出量削減への取り組み ・リユース事業で不要な廃棄の削減 ・フードドライブへの参画 ・献血活動の実施 ・プロバスケットチームやバスケットボール教室への協賛 ・健康経営の 推進 ・モービルアイやドライブレコーダーの導⼊ ・公平な採⽤制度を取り⼊れています ・従業員のセカンドキャリア推進
参考:サカイ引越センターグループのESG~SDGs|サカイ引越センター
ファミリー引越センターのSDGsへの取り組み
ファミリー引越センターではクリーンな再生エネルギー事業やクリーンディーゼル車両の導入などによって、CO2排出削減や省エネ生活を実施。
全国79ヵ所にクリーンエネルギー発電所を設置するなど、クリーンエネルギーの供給に取り組んでいます。
引っ越しで使用した段ボールを回収し、資源の再活用にも精力的です。
全休日を設けるなど、従業員が働きやすい環境を整えて労働環境の改善にも取り組んでいます。
<ファミリー引越センターのSDGsへの取り組み> ・クリーンエネルギーの再生事業 ・クリーンディーゼル車両の導入 ・段ボールの再利用 ・働き方改革の実施
引越革命のSDGs
「引越革命」では2017年よりSDGsへの対応として、以下の取り組みを実施しています。
- 環境に配慮:訪問不要の通販スタイル
- 資源の活用:ペーパーレス化の推進
- 環境と安全:AI搭載の車載器
- 教育の平等
- 地域社会の活性化
SDGsを社会共通の目的と位置付けてスタッフ参加型の活動を実施しており、2020年には外務省地球開発局より感謝状を授与しています。
環境に配慮:訪問不要の通販スタイル
引越革命では「訪問不要の通販スタイル」を確立し、環境への配慮をしています。
関東、関西の全拠点の営業車両を廃止し、排気ガスの削減に取り組んでいます。
また、訪問営業を廃止して見積もりから成約まで完結できるシステムを開発することで働き方改革にも積極的です。
資源の活用:ペーパーレス化の推進
引越革命ではペーパーレス化を推進することで資源の活用に取り組んでいます。
見積書や契約書など、従来の紙ベースで発行していた契約書をデジタル化して紙資源の節約を実施。
WEB明細書やSMSを導入、LINEやチャット専門のコールセンターを設立し、新しい営業スタイルを確立しました。
【LINE/Smart Chat】 引越革命では「LINE/Smart Chat」によって、見積もりから契約、代金の支払いまでLINEで完結できます。
環境と安全:AI搭載の車載器
引越革命ではAI搭載の車載器を導入し、環境と安全への配慮に取り組んでいます。
AIを活用して運送距離から最適な運送工程を自動計算して無駄な燃料を削減。
安全運転およびエコドライブを実現して環境と安全に最適な運転環境を整えています。
教育の平等
引越革命では教育の平等を後押しするため、積極的な寄付に取り組んでいます。
発展途上国出身の大学院生の奨学金および研究支援の一助として国際連合大学への寄付を実施。
このような取り組みに対し、感謝状を授与しています。
地域社会の活性化
引越革命は2018年よりプロバスケットリーグ(B.LEAGUE)大阪エヴェッサのプレミアムスポンサーです。
同チームのホームゲームを年間無料で観戦できるパスカード(PLAYERS PASS)を大阪府内の高校バスケットボール部員に進呈し、地域社会の活性化に取り組んでいます。
「DCC」DANCE CLUB CHAMPIONSHIP・全国高等学校ダンス部選手権に協賛しており、20席限定の「引越革命シート」を設置。
ダンスを通じて学校の部活動を活性化するべく取り組んでいます。
【引越革命とは?】 大阪府東大阪市を置く引っ越し事業などを営む会社。 関西本社のほか、関東、神奈川、千葉に出店している。 独自の引っ越し見積もりシステムを開発し、特許を取得するなど独創的なサービスが特徴。 2018年よりプロバスケットリーグ(B.LEAGUE)大阪エヴェッサのプレミアムスポンサー。 2020年に・SDGsの取り組みについて外務省地球開発局より感謝状を授与。
商号 | 引越革命株式会社 Hikkoshi Kakumei, Inc. |
設立 | 平成12年12月8日 |
資本金 | 19,000万円(資本準備金含む) |
事業内容 | 貨物自動車運送事業 自動車運送取扱事業 |
認可 | 関西本社 近畿運輸局(近運貨振第750号) 関東支店 関東運輸局(埼運輸第180号) 神奈川支店 関東運輸局(神運輸第1882号) 千葉支店 千葉運輸局(千運輸第519号) <古物商許可証番号> 大阪府公安委員会(第622210154960号) 埼玉県公安委員会(第431020032765号) 神奈川県公安委員会(第452750018897号) |
所在地 | 引越革命株式会社 関西本社 〒578-0921 大阪府東大阪市水走3丁目10番33号 引越革命株式会社 関東支店 〒335-0035 埼玉県戸田市笹目南町16番1号 引越革命株式会社 神奈川支店 〒243-0021 神奈川県厚木市岡田3136 引越革命株式会社 千葉支店 〒260-0023 千葉県千葉市中央区出洲港2-2 引越革命株式会社 オペレーションセンター 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3丁目9番10号 徳島ビル9階 |
SDGsの17項目
(出典:SDGs Club|日本ユニセフ)
日本ユニセフによると、SDGsとは「人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標」と定義されています。
SDGsは「Sustainable Development Goals」の略称であり、直訳すると持続可能な開発目標と訳されます。
SDGsは世界共通で共有されている目標として、以下17のゴールを具体的な目標を定めています。
- 貧困をなくす
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等の実現
- 安全な水とトイレ
- エネルギーをみんなにそしてクリーンに
- 働き甲斐も経済成長も
- 産業と技術革新
- 人や国の不平等をなくす
- 住み続けられる街づくり
- つくる責任つかう責任
- 気質変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさを守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成
SDGsは私たち個人はもちろん、企業にとっても責任を負うべき重要な課題です。
中でも13番の「気質変動に具体的な対策を」という課題は引っ越し業者が抱える課題となっています。
CO2削減や資源の再利用などによってこれらの課題を支援していくことで引っ越し業者の使命です。
環境に配慮した引っ越しを!
引っ越し業務には運送業務など排気ガスの削減に取り組む使命があります。
多くの引っ越し業者ではSGDsの取り組みに賛同しており、環境配慮をはじめとした持続可能な環境の維持に取り組んでいます。
引越革命では独自のオンライン見積もりを開発およびAI搭載の車載器等を導入することにより、環境と安全の改善を実施。
訪問不要の通販スタイルを確立し、地球にとっても利用者にとっても優しい引っ越しスタイルを開発しました。
地元バスケットボールチームや高校ダンスチームにも協賛しており、地域社会およびスポーツ活動を支援しています。
引っ越し業者は人々の引っ越しを支える責任者として、住みやすい環境を作るためにSDGsへ積極的に取り組んでいます。
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