ラク越コラム
引っ越しのスケジュール管理の方法を解説!やるべきチェックリストを用意
2023年7月10日
引っ越しをする際は当日に慌てないため、事前に準備をしておく必要があります。
この記事では引っ越しのスケジュールや引っ越しのチェックリストを紹介します。
引っ越しでは1ヵ月前、2週間前、当日とやることを管理することがおすすめです。
それぞれの段階でやるべきことを整理し、当日に慌てないための引っ越しをしてください。
引っ越しのスケジュールを管理しましょう!
<この記事で分かること> ・引っ越しのスケジュール管理方法とは? ・引っ越しの際に準備しておくべき予定表のリストを知りたい! ・引っ越しの準備に役立つツールを知りたい!
引っ越しのスケジュールはどうやって決める?
引っ越しのスケジュールを決める場合、どのように引っ越しの予定を組めば良いのか迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。
ここでは、引っ越しのスケジュールに関する以下の疑問について答えていきます。
- Q.引っ越しの準備はいつ始める?
- Q.当日の引っ越しはできる?
- Q.入居日と転居日の違い
Q.引っ越しの準備はいつ始める?
引っ越しの準備は1ヵ月前から準備を始める方が多いです。
ただし、旧居の解約手続きは退去日の約1~3ヶ月前までに申し入れることが一般的です。
解約手続きの期限は契約によって異なるので、契約内容を確認しましょう。
Q.当日の引っ越しはできる?
引っ越しの作業にはイレギュラーが発生することがあるので、退去日は事前に段取りをする必要があります。
入居日と退去日は少しずらして、数日の余裕を空けることがおすすめです。
忘れ物があったり、後片付けが残っていたりする場合でも、引っ越し後にも旧居へ戻って作業ができるようになります。
引っ越しが延期になる場合
国土交通省の『標準引越運送約款』では引っ越し当日に解約をする場合、運賃及び料金の50%以内の解約・延期手数料が発生すると定められています。
3日までに引っ越し業者へ通達すれば解約手数料は発生しません。
【引っ越しのキャンセル料についての約款】 引っ越し当日の解約・延期→運賃及び料金の50%以内の解約・延期手数料 引っ越し前日の解約・延期→運賃及び料金の30%以内の解約・延期手数料 引っ越し前々日の解約・延期→運賃及び料金の20%以内の解約・延期手数料 参考:標準引越運送約款|国土交通省
Q.入居日と引っ越し日の違い
入居日と引っ越し日は基本的には同じですが、何らかの事由で異なることもあります。
入居日は契約上で新居の家賃が発生し始める日ですが、引っ越し日は実際に引っ越しをする日です。
基本的に入居日と引っ越し日は同じであることが多いですが、引っ越しのスケジュールを変更した場合は引っ越し日が入居日とズレることがあります。
退去日は旧居から退去する日です。
退去をする日と新居への引っ越しが同じ日である場合、入居日と退去日は同じになります。
先ほども紹介したように、退去日は入居日と数日ずらすと余裕を持って引っ越しの作業ができるでしょう。
【入居日と引っ越し日の違い】 入居日:契約上、新居の家賃が発生し始める日 引っ越し日:実際に引っ越しをする日 退去日:旧居から退去する日
引っ越し準備のチェックリスト
引っ越しの準備をするには段階を持ってスケジュール管理していくことが重要です。
以下のステップで引っ越しの準備をしておきましょう。
- 2週間前までにやるべきこと
- 引っ越し当日までにやること
- 引っ越し当日にやること
- 引っ越し後にやること
ここでは、段階ごとにスケジュールしておくべき予定表を紹介します。
これらのリストをチェックして引っ越しをする当日に慌てることがないよう、事前に準備しておくべきことを網羅してください。
引っ越し2週間前までにやるべきこと | 引っ越し当日にやるべきこと |
---|---|
引っ越し業者の選定 現住居の解約(期限に注意) クレジットカードや公共サービスの情報更新 転出届の準備 荷造りの準備 現住居の掃除 電気・ガス・水道の停止 郵便局で転送サービスを申し込む | 新居の下見 国民年金の手続き 印鑑登録廃止届 生活用品の整理 現住居での挨拶周り |
引っ越し当日にやること (旧居の退出時) | 引っ越し当日にやること (新居へ転入後) |
---|---|
貴重品の整理 退去前の最終チェック ブレーカーを下げる ガスの閉栓 | 傷や汚れの撮影 荷ほどき ブレーカーを上げる ガスの開栓 |
引っ越し後にやること |
---|
転入届 住民票の異動届 住所変更手続き |
2週間前までにやるべきこと
引っ越し業者の選定や現住居の解約など、契約に関することは期限が設けられていることが多いため、期限までに手続きを済ませましょう。
期限切れになった場合、延滞金や手数料が発生することがあります。
引っ越し業者の選定
引っ越しをする際は引っ越し業者の選定を2週間までに済ませておきましょう。
引っ越し業者は引っ越しにかかる荷物を運搬するほか、不用品の回収やハウスクリーンなどの代行をしてくれる場合があります。
引っ越し業者を選定する際は料金のほか、サービス内容を確認しておくと良いでしょう。
【引っ越し業者のサービス内容】 ・引っ越し荷物の運搬 ・不用品の処理・回収 ・ハウスクリーニング ・電気工事
現住居の解約
現住居の解約は引っ越しの1ヵ月前までに手続きを済ませておきましょう。
住居の解約は契約書に記されている期日までに行う必要があります。
多くの場合、住居の解約期限は1ヵ月前とされていますが、3ヵ月前までに解約しなければならないケースもあります。
期限を過ぎた後に解約をすると、解約に関する違約金が発生するため注意しましょう。
引っ越しの予定がある場合は必ず契約書を確認してください。
クレジットカードや公共サービスの情報更新
引っ越しをする場合は早めにクレジットカードや公共サービスに登録している住居情報を更新しておきましょう。
住居変更をしない場合、新居に必要な情報が届かない場合があります。
クレジットカードの住居情報を変更する方法は以下の3通りあります。
【クレジットカードの住居情報を更新する方法】
・電話で住居情報を更新する
・インターネット上のサービスで住居情報を更新する
・郵送で住居情報を更新する
引っ越し2週間前にやること
引っ越し直前および引っ越し当日は生活に関する身の回りを整理する準備をしましょう。
- 転居届の準備
- 荷造りの準備
- 現住居の掃除
- 電気・ガス・水道の更新
- インターネットの更新
- 郵便局で転送サービスを申し込む
転出届・転居届の準備
転出届は住居が変わったことを報告する書類で、行政サービスを利用するために必要な手続きです。
転出届は引っ越しをする日から14日以内(2週間以内)に提出する必要があります。
引っ越しに必要な手続きとしては、今まで住んでいた住居の自治体に「転出届」を提出して転出証明書を受け取ります。
転出届の提出期間は引っ越しの前後2週間以内です。
新しい住居に引っ越してから転出届を出すのは手間ですので、引っ越す前に提出しておくと良いでしょう。
【転居届と転出届と転入届の違い】 転居届:同じ市区町村で引っ越す場合に自治体へ提出する書類 転出届:別の市区町村へ引っ越す場合に今まで住んでいた自治体へ提出する書類 転入届:別の市区町村へ引っ越す場合に新しく住み始める自治体へ提出する書類
荷造りの準備
引っ越しをする際はスムーズに荷物を運搬できるように荷造りの必要があります。
荷造りをしていないと、引っ越し業者から追加料金を請求されてしまう、あるいは依頼を断られてしまうことがあるため注意してください。
荷造りで荷物を運びやすいように段ボールに荷物を詰めていきます。
引っ越しの2週間前には荷造りをある程度終わらせておく必要がありますが、日常的に使う日用品などは事前に荷造りをすると良いでしょう。
現住居の掃除
引っ越しの際には今まで住んでいた住居を綺麗に掃除しておきましょう。
契約内容にもよりますが、掃除をしていないと今まで契約していた不動産会社からハウスクリーニング代を請求されることもあります。
電気・ガス・水道の停止
引っ越しをする前には現住居で電気・ガス・水道などライフラインの停止が必要です。
ガスの停止をする際にはガスの閉栓に立ち合いをしなければなりません。
引っ越しをしてから新居へ移動するようにスケジュールを組みましょう。
郵便局で転送サービスを申し込む
引っ越しの際には転居届を提出することで、旧住所あての郵便物等を新住所あてに転送する「転送サービス」を利用できます。
転送サービスの利用期間は引っ越しから1年間です。
転送サービスの利用手続きは郵便局窓口、ポスト投函、インターネット等で申し込めます。
お引越しの際には、転居届を、お近くの郵便局窓口、ポスト投函、インターネット等でご提出いただくことで、1年間、旧住所あての郵便物等を新住所に無料で転送します。
引用:転居・転送サービス|郵便局
国民年金の手続き
国民年金に加入している方は「被保険者住所変更届」を役所に提出して、住所変更手続きを行います。
ただし、会社員の方は役所での手続きは不要です。
印鑑登録廃止届
現住居で印鑑登録をしている場合は印鑑登録の廃止が必要です。
本来は「印鑑登録廃止届」を提出する必要があるのですが、転出届を提出した時点で印鑑登録は解除されます。
引っ越し後の住居で新しく印鑑登録が必要です。
現住居での挨拶周り
引っ越しをする直前には現住居でお世話になった人への挨拶周りを済ませておきましょう。
引っ越し当日にやること
引っ越し当日は移動もあってバタバタとすることが多いですが、事前にやるべきことを決めておきましょう。
- ブレーカーを上げる
- 傷や汚れの撮影
- ガスの開栓
- 家具の設置
入居時の状態を後から証明するために、入居時に傷や汚れの撮影をして記録に残しておくことがおすすめです。
転入届の準備
転入届は引っ越しから14日以内に提出するなどの猶予がありますが、忘れないために早めの手続きがおすすめです。
住所変更手続き
引っ越しをした後は、各種サービスに登録している住所を変更する手続きが必要です。
以下のチェックリストを確認し、忘れずに住所変更手続きをしましょう。
【住所変更手続きチェックリスト】 ・マイナンバー ・住民票の異動届 ・運転免許証 ・インターネット ・クレジットカード ・自動車登録
引っ越しの準備に役立つツール
引っ越しの準備をする際はツールを使ってスケジュール管理することがおすすめです。
スマホアプリでは引っ越しを管理できるサービスがあるため、アプリなどを有効活用して引っ越しの準備を進めましょう。
アプリでスケジュール管理
スマホアプリには引っ越しに役立つツールが多数あります。
お手持ちのスマートフォンで引っ越しに関するアプリを探してみましょう。
引っ越しれんらく帳
「引っ越しれんらく帳」は電気やガス、水道などのライフラインサービスをまとめて手続きできるアプリです。
サービスごとに手続きをするのは大変ですが、アプリを使うことで面倒な手続きをまとめて完結できます。
サービス名 | 引っ越しれんらく帳 |
サービスURL | https://www.hikkoshi-line.com/ |
運営会社 | TEPCO i-フロンティアズ株式会社 |
「ラク越」でスマートな見積もり
「ラク越」は通販スタイルでスマートな引っ越しができるサービスです。
見積もりから引っ越し代金の支払いまでLINEおよびスマートチャットで完結できるため、面倒な手続きなしで引っ越しを進められます。
引っ越しのスケジュールを管理しよう!
引っ越しの直前は慌ただしくなりがちで、やらなければいけないことがたくさんあります。
やるべきことを忘れないためにはスケジュール帳やチェックリストを作成して、忘れないようにスケジュールを管理する必要があります。
今回紹介した引っ越しチェックリストやアプリを用意して引っ越しのスケジュールを管理して、スムーズな新生活を迎えてください。
「ラク越」では、スムーズに引っ越しできるサービスを用意しています。
見積もりから引っ越し代金の支払いまでLINEおよびスマートチャットで完結できるので、ぜひご利用ください。
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